日本にも優秀なエンジニアはいくらでもいる。
工業系のエンジニア、機械系のエンジニア、システム系のエンジニア。
優秀なエンジニアの力が、日本の技術力を支えている。
そんなエンジニア達にコミュニケーション能力は必要なんだろうか?
エンジニアの能力
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とはいったい何なのだろうか?
キチンとあいさつが出来る事?
会話が成立する事?
社会のルールを守れる事?
空気が読める事?
これらの能力の事を差すのだろうが、優秀なエンジニアであれば、こんな能力は全くと言っていいほど必要ない。
むしろエンジニアにコミュニケーション能力を求める方がおかしい。
優秀なエンジニアは、一つの分野に特化した人材のため、そればっかりやっている人間。
興味があるものにはとことん追求するが、それ以外のものには全くと言っていいほど興味を示さない。
出世する事なんて興味ないし、上司に怒られる事なんてなんとも思わない。
人と上手くやろうなんて気持ちもないし、そもそも人と話すのが得意ではない。
早い話が変人なのだ。
しかしそんな変人たちは、特定の分野では誰にも負けないほどの輝きを見せる。
ある優秀なプログラマは、とにかく人と会うのが嫌い。
家を出るのも面倒くさい。ただプログラミングに関しては天才的な能力を発揮する。
そんな人材にはプログラミングだけをやらせておけばいい。
それで才能を発揮するのだからその才能を活かせばいい。無理して苦手なことをやらせると、せっかくの才能がスポイルされてしまう。
SIerの場合
ここからはシステムエンジニアに限った話になるが、SIer系のSEや外注タイプのSEの場合残念ながらコミュ力なしという訳にはいかない。
というよりそちらのタイプのSEに大事な事は、技術力よりもコミュ力。
顧客と交渉したり、スケジュールを調整したり、エンジニアを取りまとめたり、クレーム処理をしたりと技術的な能力を発揮する機会の方が少ない。
朝もきちんと出社する必要があるし、空気を読んだ立ち振る舞いも求められる。
エンジニアとは名ばかりで、半分以上営業職と同じこと。そんなタイプの人達はむしろコミュ力を磨かなければ生き残れない。
人と会うのが好きじゃない。人に頭を下げるなんてまっぴらごめんという人は、システムエンジニアタイプの仕事ではなく、プログラマタイプの仕事選びをすべきでしょ。
そして自分の能力を最大限活かせる会社に勤めるべきだろうね。
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