NTT Docomoでimodeを生み出したと言われる夏野剛氏が自身のTwitterでこんなことをつぶやいていた。
「実は日本においては資格試験の方が大学入試以上に問題。暗記中心でしかも終身。」
ホントその通り。行政書士、社労士、税理士、司法書士、公認会計士などの資格は暗記勝負で1回受かれば終身剥奪されることは無い。
この制度って正しいのだろうか?
資格試験で得をする人
暗記中心の資格
資格試験って多かれ少なかれ暗記が勝負。
理解力や文章能力、計算能力などが求められる試験もあるが、最後にモノを言うのはやっぱり記憶力。
記憶力というよりは、どれだけ試験の前日までに知識を溜めこむことが出来たたか?そしてそれをアウトプットする能力を身に付けることが出来たか?これだけがモノを言うのが資格試験。
そしてその試験に合格したら一生資格試験の合格者として活動する事が出来る。
極端な話、試験の当日だけ記憶しておいて、終わった途端すべてきれいさっぱり忘れてしまっても一生ものとして資格で仕事をすることができる。
つまりは、今○○士のような資格で飯を食っている人達は、そのことを知っていた人達ということになる。
資格で生きていくのなら
○○士のような資格で生きていきたいのなら、資格試験に合格する必要がある。
ただしどの資格試験も合格率は高くは無い。
司法書士なら3%前後、社労士なら4%前後、行政書士で8%前後。
資格試験を受ける前からひるんでしまう人は、この合格率という数字に負けてしまう。
だがこの資格試験に合格して活動している人達は、数年間我慢して記憶してしまえば試験に受かる事を知っていた人達だ。
そして数年間努力して合格さえしてしまえば、その後は資格を活用して生きていくことが出来る。プラチナチケットを入手できてしまうのだ。
この制度が良いか悪いかはわからない。ただ資格って受かってしまったモノ勝ちの制度なのだ。
資格の意味
資格を取ったからと言って必ずしも誰もが成功できる訳ではない。
近年はライバルも増え、競争も激しくなっている。そんなライバル達の勝負に勝たなければ資格で稼ぐことは出来ない。
だが、資格を取る前からそんなことを考えていても仕方が無い。
特にビジネスプランも思いつかない。サイドビジネスを立ち上げる勇気や気力もない。
ただ毎日仕事と家の往復だ。週末はテレビを見るかネットを見るかパチンコでも行っている。
というのであれば、資格試験に挑戦した方が何倍も有益だ。
こちらで紹介したように、必ずしも資格を活かして活動しようとする必要はない。
資格という餌に群がるアリはいくらでもいるものだから。
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