大企業に勤めている社員から聞いた本音!上場企業のグチをまとめてみた

就職、転職するのなら大企業がいいのか?中小企業がいいのか?

どちらがいいという訳ではなく、自分にあった企業を探すのが一番なんだけど、実際に大企業に勤めている人はどう思っているのか?

実際に一部上場企業のSIerに勤めている人達の愚痴をまとめてみた。

大企業のグチ

給料は高いけど

大企業に勤めている人は、中小企業の収入を知っているから収入自体に不満を持っている人はあまりいない。

ある程度恵まれているのは知ってるし、ボーナスも必ずでる。

だけど残業が多い事はいつもグチっている。

大企業は元請けだから責任も重く、こなす業務量も多い。週末や夜間に勤務が及ぶことも多く、残業時間はかなり多い。

SIerの場合、専門業務型裁量労働時間制を採用している企業が多いため、ほとんど固定残業。

見えない残業はいっぱいしているようだけど、大企業の人達は申告せず我慢する傾向のようだね。

上が詰まっている

知人の営業部長代理の方は既に60歳目前。

だけど部長が各部門に一人ずついるので、自分はずっと代理のまま。

いくら成績を上げようが、社内で積極的に活動しようが、順番が回ってこないと課長から上は出世できない。

その営業部長代理は、子会社への出向という形でようやく部長職になれたそうだが、さすが大企業って感じだよね。

上司が働かない

大企業の部長クラスになると仕事ってほとんど打ち合わせと会議

進捗定例だとか、役員定例だとか、それ以外にもお客の訪問だとか、謝罪の付き合いだとか、やることって打ち合わせしかないくらい。

自分で資料を作る事なんてないし、回ってきた書類にサインしたりハンコ押したり。

なので打ち合わせの無い時はボケーとパソコンに向かってるだけ。

部下から見るとなんで働かないオッサンが高給取ってるんだよ!と思うかもしれないが、将来自分がその席に座るためにじっと我慢するしかない。

無茶ぶりが酷い

大企業の若手への無茶ぶりは結構酷いらしい。

上司の指示なので今週中にかたつけてこい!とか来月からいきなり転勤してくれ!とか。

中小企業なら考えられないような無茶ぶりは日常茶飯事。

入社数年で責任の重い業務に配属されることもしばしば。

その無茶ぶりに耐えられなくなって精神的に病んでしまう人も意外と多い。

寮が近い

大企業は大き目の独身寮を持っているケースがある。

その場合、同僚や先輩と同じ方向に帰宅しなければならず、通勤でも気を使うことが多いんだとか。

ある女性は、駅で同僚を見かけたら話するのが面倒臭いから、わざと帰り道を変えたり、時間をズラしたりするそうだ。

飲み会で上司と帰りが同じになりそうになったら、無理やり二次会に行くこともあるらしい。

労働組合がうざい

中小企業との大きな違いは、大手で古い企業ほど労働組合がしっかりしていること。

組合費は毎月ひかれるそうだが、組合の活動に否定的な人はとにかく組合員がウザいらしい。

残業をすれば注意され、組合のアンケートをスルーすれば注意され、組合の活動に参加しろだとか言われ、面倒臭いとしか思えない人もいる。

まぁあるだけいいと思うのだが。

やりたい仕事が出来ない

自分は違う分野の仕事がしたいのに、入社してからずっと同じ仕事。

違う部署への配属希望を出しているのに聞き入れてもらえない。と不満を言っている人は多い。

そんな事言ったら中小企業だって同じなんだけど、大企業だから出来ないと思っているらしい。

手続きが面倒臭い

何をするにも上司の許可が必要なため、下手すりゃ事業部長レベルにまでハンコを貰わなければならない。

何かするたびにスタンプラリーに走り回るのがバカバカしいと言っている大企業の社員は多い。

大企業は報・連・相を非常に大事にするから、社員の独断で動くことは出来ない。

だから大企業の社員は絶対に自分で判断をしない。

必ず上司に確認してからと返事を持ち帰るため、意思決定は異常に遅い。

まとめ

大企業ってこんなとこ。当然良いとこも悪いとこもある。

ただやっぱり安定感は中小企業とはちょっと違う。

文句をイイながらも大企業で働き続けるのは、中小よりはマシなことを知っているからでしょ。

どちらを選ぶかはアナタ次第。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です