最近はすぐにブラック企業だ!と騒ぎ立てる人が多いように感じますが、本当に自分の会社はブラック企業ですか?
残業時間が多く、給料も安い!こんな会社訴えてやる!と思っている人は、建築業界などの職人さんと比べてみよう。
いかに自分が恵まれているかわかるから。
建築業界
個人事業主の方々
身近に建築業界の個人事業主の人は数多くいるんですが、1カ月の労働時間を聞くと、ド肝を抜かれることがある。
前月の休みは3日いや2日だったかな?
その内の1日は夜勤明けなので丸々休めたのは1日だけかも。だそうだ。
しかも朝はいつも7時前には出かけ、夜の帰宅は早くて20時。大抵22時以降なんだとか。
一か月を普通のサラリーマンのように労働時間を計算すると、少なく見積もっても1日10時間を28日くらいだから280時間。
朝出かけて行って、そのまま夜間作業の立会があったりもするらしく、そんな日も含めたら300時間は超えている。
一般のサラリーマンなら36協定を余裕で飛び越え、労基署から是正勧告が来るレベル。
でも個人事業主の職人さんなので、これが当たり前で普通なんだそうだ。
これでも週休2日で有給休暇もあるサラリーマンの会社がブラック企業と言えますか?
サラリーマンは恵まれている
サラリーマンはかなり恵まれている。
労働基準法という時代遅れの法律でガチガチに権利を守られ、過度な解雇規制により一度勤めたらなかなか会社をクビになる事は無い。
多分自分の周りにも全く仕事をしない、もしくは全然仕事が出来ないダメリーマンが一人くらいはいると思う。
そんな人でも解雇されることはほとんどない。それほど日本の解雇規制って厳しく、サラリーマン天国なのである。
就職しちゃったもん勝ち。一回会社に入ってしまったら、よほど酷い勤務態度を取らなければ、定年まではほとんど安泰なんだよね。だからちょっとしたことでブラック、ブラック騒ぐより、サラリーマンやらしてもらってありがとうくらいの気持ちで会社勤めをすればいいと思う。
でも給料安いんだよねぇ~と嘆いている人は、前述の建築関係の人を見てみよう。
彼らは月の休みは数日しかなく、朝から晩まで働いている。その分収入も一般のサラリーマンよりも多いだろう。
彼らくらい働けばそりゃ収入は増えるはず。
でも残業時間を制限されているから、青天井には働けないし!というのなら空いた時間を副業に使うしかない。
空いた時間をコツコツとビジネスに使えば、確実に収入は増えるはず。
ブラック企業だからと会社に文句を言っていても何にも始まらないんだよね。
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