ブラック企業に入社したことにより精神的、肉体的に病んでしまい、最悪のケースに陥ってしまうこともある。
でもブラック企業、ブラック企業っていうけど、本当のブラック企業なんてそんなに無いと思うんだけどなぁ。
まぁブラック企業を見抜くポイントというのを見ていきましょう。
ブラック企業を見抜く
2016年12月3日発売の週刊エコノミストにブラック企業を見抜くポイントという記事が紹介されていたため、こちらから抜粋して検証してみよう。
新卒入社3年後の離職率
通常の会社では新卒3年後の離職率は30%程度なんだそうだが、それを超えているようだと危険なんだとか。
これってどうかな?と思ってしまう。
就活を頑張って希望の会社に入社した人は、3年くらいじゃ辞めないはずだ。
3年以内で辞めちゃう人達は、とりあえず大学終わるから就活でもすっかなぁ。
あれ適当に就活してたら就職出来ちゃったよ系な人達なんじゃないだろうか?
なのでそんな人達があつまる会社は、そもそも離職率は高い。だからといってブラックな訳ではない。
従業員数と採用実績数の比率
従業員数の割に採用数が多い会社は、辞める人を前提にしてるんじゃね?というお話。
これもあまり賛同できない。
辞めるのを前提に大量に人を雇う会社が日本にどれだけあるのだろうか?
ご存知のように日本では解雇規制が厳しいため、一度雇ってしまうと解雇するのはなかなか難しい。
なのでむしろ逆なんじゃないだろうか?
実際に必要な人員よりも少ない人員で回している会社は、一人一人の業務量は増えてしまう。
だけど人を多く雇い過ぎて使えない社員がいっぱいいた時解雇するのが大変。
だから少なく人を雇う。
これがブラック化の元凶のような気がする。
平均勤続年数
会社設立は古いのに古株社員が少ない会社って事だろう。
これは一理ある面もあるし、ん??という面もある。
まず一理あるというのは、確かに古株社員が定着しないような会社はかなりブラックだろう。
あまりにもブラックだと会社員なんてさすがに続かない。
逆の面で言えば、古株社員がブラック化を促進している面があるってこと。
電通の事件でも上司からのブラックな指示により無茶な残業が行われていた。
古株になるほど社蓄度は高まるから、両方の側面があるよね。
給与(固定残業制)
固定残業制の会社はブラック率が高いと言われるが、それも両方の側面がある。
確かに固定残業の場合、早く帰っても残業代が支給される為残業しない人には最適。
だけど残業しないと終わらない仕事に就いている人は、固定残業は一切有り難くない。
とはいえ、ホワイトカラーの残業って本当に残業なのか?という話もある。
朝から夕方までのんびりと過ごし、18時を過ぎてから本腰入れて働きだしたって残業は残業。
実際そんなオジサンって結構いっぱいいるし。
まとめ
ということでブラック企業を見抜くポイントなんてそうそう簡単に見つかるものではない。
しかも就職前の面接とか口コミとか掲示板の情報で内情なんてわかる訳がない。
入ってみないとわからないモノ。
大事な事は、会社なんて所詮給料をもらうためのツールでしかないって事。
自分に合わないツールならすぐに変えればイイだけの話。
辞められない状況になるまで自分を追い込んでは絶対にいけない。
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