会社員はいろいろと気苦労があるもの。そのためフリーで仕事をしている人や会社の社長さんを見ると羨ましく思うモノ。
一方独立してフリーでやっている人から見れば、サラリーマンって気楽で羨ましく見えるモノ。
どちらも無い物ねだりって訳だね。
では会社員とフリーどちらがいいのだろうか?
会社員のメリット
- 収入が安定している
- 福利厚生がしっかりしている
- 社会保険に加入できる
- 仲間が増える
- 定年退職まで仕事が安定している
- 確定申告等面倒な手間が無い
会社員のメリットは何と言っても安定感。
毎日会社に行ってさえいれば、特に大きな成果を残さなくても毎月定期的に給料が振り込まれる。
下手すりゃ朝会社に行ってメールのチェックを済ませ、あとは夕方までインターネット見放題なんて人も給料が貰える。
こんな楽な商売は無い。
さらに面倒な確定申告なども原則する必要は無い。全部会社任せでやってくれるのだ。
会社員のデメリット
- 税金はキッチリ天引きされる
- 時間を制限される
- 収入は限られている
- 上司などの人間関係のストレスが多い
逆に会社員であることのデメリットと言えば、いくら自分が会社に貢献しても収入はあまり変わらない。
これはタレント事務所のようなケースがわかりやすい。
一人売れているタレントがいたとして、そのタレントに収入の全てを渡すわけにはいかない。
当然マネージャや総務、営業販売部門の給料も支払う必要があるし、若手の育成にもお金をかけなきゃいけない。
自分が稼いだお金をみんなで分配するのが会社員。
それと時間的制限も大きい。原則毎朝決められた時間に出社しないといけないし、帰宅も自由な時間という訳にはいかない。
さらに大きいのが人的ストレス。嫌な上司や面倒臭い部下との付き合いは正直うんざりする。
フリーのメリット
- 稼ぎは全て自分のモノ
- 時間が自由に使える
- やりたい仕事ができる
- 上司、部下などの人的ストレスが無い
フリーのメリットは会社員のデメリットとほぼ同じなのだが、フリーは一度軌道に乗せてしまえば収入は右肩上がり。
自分で稼いだお金は原則自分のモノ。もちろん税金以外。
さらに時間的自由があるのが最高。夜型の人間なら無理して朝早く起きて満員電車に乗る必要なんて無い。
ノンビリと自分のペースで過ごせばいい。
嫌な上司もいない。自分の好きに出来るところもよいところ。
フリーのデメリット
- 収入が安定しない
- 人手が足りない
- 確定申告が面倒
- 年金は国民年金
- 孤独になる
フリーになった時の最大のデメリットは収入の安定感。
フリーの場合、毎日会社に行けばお金が貰えるわけではない。何かしらの売り上げを上げ続けないと無収入になってしまう。
だからといって仕事を取り過ぎてしまうと一人じゃ捌き切れなくなりパンクしてしまう。
フリーのため人を雇うのも容易ではない。
そして意外と大きなデメリットは孤独感に苛まれること。社長もフリーランスも基本孤独。この孤独に耐えられない人はフリーの道は諦めた方がイイ。
結局一番良いのは?
結局のところ一番いい選択肢は、会社員をやりながらサイドビジネスで稼ぐハイブリッド型。
会社員を続けるとそれなりのストレスもありデメリットもあるが、安定した収入だけは確保できるため精神的に苦しくない。
さらにサイドビジネスが安定し、伸びていくのであれば、本職を辞め再度一本にシフトする事も可能だが、よほど成功しない限りはギリギリまで会社勤めをした方がいいだろう。
一度フリーになったが、やはり会社勤めに戻ったという人材を数多く見てきた。
サラリーマンの恩恵を体一杯に受けながら、キッチリとサイドも充実させる。これが本当のリア充だろう。
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