2017年はまさに仮想通貨元年となり、世間はビットコインの高騰に騒然となりました。
私も春先はビットコインなんて全く興味なかったのですが、周りの会話についていけなくなり急遽仮想通貨に参戦しました。
この流れについていけないって後々後悔しそうですからね。
今さらながらビットコイン(仮想通貨)って何なのか?
できるだけ小学生でもわかるように解説してみます。
今さら?ビットコイン(仮想通貨)って何?
仮想通貨って?
ビットコインは、仮想通貨の一つです。
これは誰でも知ってるでしょう。
じゃ仮想通貨って何なの?と聞かれると明確に答えられる人は少ないんじゃないでしょうかね?!
そんな私も半年くらい前は一切知らなかったので、慌てていろいろと調べました。
まず仮想通貨とはその名の通り仮想の通貨。
なので実体がありません。
日本の1万円札やアメリカの1ドル札、中国の元、韓国のウォン、ヨーロッパのユーロのような現物がないんです。
実体がない?ってどうなの?大丈夫なの?
と思うかもしれませんが、よくよく考えれば今の日本の円だってそれほど変わらないですよね。
給料は一昔前のように封筒に詰めて現金で払われるわけでなく、銀行振り込みです。
支払いはクレジットカードやデビットカードも利用できますし、SUICAやPASMOなどの交通系、EdyやQuickPayなどの電子マネーで支払いを済ませられる世の中です。
下手すりゃ1か月現金を一度も使わないなんて人も多くなっているのではないでしょうか?
ですが、日本円なら銀行で引き落とせば現金が手に入りますので、緊急のケースで実体が一切ないというのに抵抗を覚える人も少なくないのかもしれません。
お金は信用
実体がないお金がなんで使えるの?
お金って結局のところ「信用」があるからみんなが使えるんですね。
つまりは、1万円札だって単なる紙切れといえば紙切れ。
その紙切れをみんなが1万円の価値がある!と認めているから1万円札という紙切れで1万円分の買い物ができ、サービスを受けることが出来ます。
ですが、あまり日本円に馴染みのない海外の小国で1万円札を出して買い物させてくれ!といったらどうなるでしょう?
そんなお金ウチじゃ使えないよ!と突っぱねられてしまうはずです。
大昔は貝殻とか丸い石を加工したものがお金になっていました。
貝殻で魚や米を買うことが出来る。
米を売った業者は、その貝殻をつかうことでお米を仕入れることができる。
みんな貝殻をお金だ!と信用しているから使うことが出来るんです。
だから仮想通貨は実体がない、でもみんながこれはお金であると信用さえすれば、日本の円やアメリカのドルのように通貨と同様に使用することが出来るんです。
このあたりは元内閣府特命担当大臣(経済財政政策)だった竹中平蔵さんの「経済ってそういうことだったのか会議」でわかりやすく解説してくれてます。
ビットコインはいくらでも作れる?
でもさぁ、デジタルだけで誰も管理してないんじゃ、最初に作った人が仮想通貨っていくらでもホイホイと作りまくれるから、そいつだけが得するんじゃないの?
と思うかもしれませんが、そんなことはないんです。
確かにお金って自由に作れちゃえば作る側だけが得しますが、ずさんな管理でお金を作れば作るほど、その通貨の価値は大きく落ちてしまうんです。
アフリカのジンバブエという国では、独裁者だったムガベ大統領が際限なくお金を擦りまくり、ハイパーインフレに突入してしまいました。
インフレは早い話がお金の価値が低くなり、物の価値が上がる事。
そのハイパー版なので、ジンバブエではトイレットペーパー1つ購入するのに、大量の札束を持っていかないと購入できないほどお金の価値が下落してしまいました。
最近では南米のベネズエラでもハイパーインフレが発生しているらしく、国の管理が甘いと実際の通貨でも一気に価値がなくなってしまうんですね。
ですがビットコインはそんなことにはなり得ない仕組みがあるんです。
それがブロックチェーンです。
ブロックチェーンに関しては、改めて解説しますがイケハヤさんが動画作ってくれてるのでこれ見てもらった方が早いかな。
イケハヤブロックチェーン講座 https://t.co/jNdVaz5z0T
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2018年1月13日
ここで軽く解説しておくと、ブロックチェーンは一本のチェーンで世界中のすべての取引が記録されているというイメージです。
世界中の取引が1つのチェーンで結ばれているため、特定の管理者は必要ありませんし、改ざんや不正を行うことが出来ないんです。
その仕組みが通貨として認可されてきたから、これだけ値段が上がり取引が活発になっているんです。
ビットコインはどこで買えるの?
ビットコイン(仮想通貨)は取引所にアカウントを作成し口座を開設することで購入が可能になります。
今テレビコマーシャルで話題のコインチェックやビットフライヤー、Zaifなどがメジャーな取引所になります。
仮想通貨の取引は、先ほどの説明したブロックチェーンという仕組みで管理されることになります。
そのため口座開設の際には、厳重な本人確認が必要となり、身分証明書の提出など細かなチェックが行われます。
口座の開設方法は、また別途紹介していきますね。
以上、今さら人に聞けないビットコイン(仮想通貨)の解説でした。