46歳妻子持ち。
妻はパート勤め、子供は小学校6年生。
もっともお金がかかる状況なのになんで退職→転職(独立)に踏み切ったのか?
46歳転職のリアル
蓄えとかあるのか?
会社辞めるといった時、宝くじでも当たった?めっちゃ貯金あるんじゃない?奥さん資産家?
などいろんな風評が飛び交ったようですが、そんなもん何もありません。
もちろん仮想通貨で億り人にもなっていません。
嫁は以前フルタイムで働いていたが、働きすぎて精神的に病んでしまい、今はパート勤め。
資産家どころかガラの悪さで有名な東京某区出身で両親の資産はゼロ。
子どもは小学校6年生。塾にも通わせなければいけないしピアノも習っているしめっちゃ金かかる。
貯金何てほとんどしてこなかったので蓄えなんてほぼない。
同じ会社にいて、どの程度の収入か分かっているはずなのに、人のうわさって勝手に羽がついて飛んでいくんだね。
会社がイヤになった
会社がイヤになったかと聞かれれば、そんな側面もあるし別にそうでもない部分もある。
ただ今の上司とずっとやっていくのはさすがにキツいかなとは感じる。
それと会社の経営状況に不安は感じるし、待遇面の不遇さも感じているのは確か。
会社がこの先伸びていくビジョンが全く見えないどころか、衰退していく姿しか想像できない。
- この先どこまで持つんだろうか?
- 資金繰りを回す自転車はどこまでこぎ続けられるのだろうか?
- 自分の待遇はこの先よくなるのだろうか?
と考えれば考えるほど今の会社にいることのリスクの方が高く思えるようになった。
将来が不安になった
将来は誰でも不安だと思う。
大企業のシステムエンジニアも。
中小企業のシステムエンジニアも
フリーランスで仕事をしているエンジニアも。
みんなぼんやりとした不安を抱えて生きていると思う。
とうぜん自分もそう。
自分の未来を想像すると将来はドンドン不安になっていく。
おそらく会社を辞めて転職、独立しても将来の不安はなくならないんじゃないかな?
ずっと不安とは戦っていかなければならない。
でも、今止まっている方が不安が大きい。
今動かないと近い将来絶対に動けなくなる。
動けなくなったとき、自分は絶対に不安という大きな闇に押しつぶされてしまう。
そう感じたから、不安を解消する一つの手段として会社を辞めてみた。
新しい世界を見たくなった
そんなキレイごとは言ったられない。
家族を持っている以上、新しい世界を感じたくなったみたいな、夢見がちなロックンローラー的な発言をしている場合じゃない。
だけど、新しい世界を見てみたい、その気持ちは大きかったかもしれない。
10年以上一つの会社に勤め、その会社の文化しか知らず、その会社の仲間としかつるまず、このままでいいのだろうか?
もっと世の中にはいろんな会社がある。
無限の仕事がある。
そう思うと居ても立っても居られないという気持ちにはなってきた。
小さな世界の井の中の蛙でいるのも楽かもしれない。
ただ楽しているから不安になる。
楽って楽しいって書くけど、実は全然楽しくないんだと気づいたんだ。
今しかない
最後に背中を押したのは「今」
これは何も林先生の言葉に触発されたわけではない。
やるなら今しかねぇ!と長渕剛の歌に励まされたわけではない。
そんなロマンティックなものではない。
純粋に今の売り手市場にかけてみたいと思ったからだ。
私たちロスジェネ世代は、屈辱的な就職活動を強いられた。
そして気が付いたら行先は、こんな企業しかなかった。
そもそも努力しなかった。
本気で活動してこなかった自分が悪いのは当たり前。
それは十分認めている。
もう46歳。
通常なら今の会社に骨を埋めるしかない。
しかし、空前の人材難の今なら選択肢は無数にあるはずだ。
ましてはオレはシステムエンジニア。
深刻な人手不足に悩まされる業界の第一線で活動してきた人間だ。
こんな自分に仕事がないわけがない。
こんな自分が仕事にあぶれるわけがない。
その思いで一念発起して会社を退職した。
このフォローウィンドを掴むことが出来ないようじゃ、この先何があろうと成功なんてつかめやしない。
世の中は弱肉強食。
親鳥が子供を始めて空へと羽ばたかせるとき、マゴマゴしていて飛び立てないひな鳥は残念ながら他の動物の餌食になってしまう。
発育しきっていない翼に大きな風を掴んでトビ立てた鳥だけが生き残っていけるんだ。
これだけの追い風はいつまで吹き続けるかわからない。
もちろん、もっと大きな風がやってくるかもしれない。
だけど思い立った今こそが決断するとき。
そう思ったから一歩前に踏み出すことが出来た。
まとめ
家族を抱えての退職、転職は大きなリスクを伴います。
決断するには大きな勇気が必要です。
ですので、飛び立つときはタイミングも必要なんです。
今この瞬間!と思った時がそのタイミング。
追い風をどれだけ味方につけられるか?
そこにすべてがかかっています。