今転職を考えている。
会社を辞めようと考えている人はイッパイいつはずです。
そんな人たちの基準となる目安をこちらで紹介してみましょう。
転職先に選ぶ会社
転職先に選びたい会社の基準
どちらが長生き”課長で定年vs役員昇進”(プレジデントオンライン) https://t.co/yLgWLex0U3
— ピカタロウ@システムエンジニア (@piccataro) 2018年2月6日
どちらが長生き?という記事をベースに話を進めてみます。
まずはこちらの図をご覧ください。
右上がA、右下がB、左上がC、左下がDとします。
この図の中で転職先に選びたい会社の基準は間違いなくAです。
このAのポイントが右上にドンドンと引き上げられるほど満足度の高い会社と言えるでしょう。
年収は高く、自分のやりたいこともある程度できる、人間関係もよいストレスレスな会社。
こんないい会社を誰しも選びたい。
ですが、すべての人がこんな会社を選べるわけがありませんし、そんな会社あるのか?と疑問に感じてしまいますよね。
大企業であれば確かに収入はイイ。
だけどその分大きなプレッシャーがかかり、ストレスがかかるのも大企業の特性。
中堅企業の役員クラスで、やりたいことが出来て収入がよい。
これが最高峰の転職先なのかもしれません。
キケンな会社
一方注意したいのはBのゾーン。
こちらは収入は高いけど大きなストレスを感じる会社です。
実際求人を見たり、面接を受けたりしているとこの手の会社はかなり多いことに気づきます。
歩合制を多く取り入れているコンサルティング会社などは、収入に関しては大企業よりも上回ります。
とはいえ、大きな仕事を取ってこないとその分収入は激減する。
毎日会社に行ってればお給料がもらえるサラリーマン的立場は一切ない。
収入と引き換えに大きなストレスを日々感じ続ける会社それがBゾーンです。
長く働ける会社
収入はそれほど高くはありませんが、精神的な安らぎを得られるのがCゾーンです。
このエリアに属するには、高収入という選択肢は捨てる必要があります。
その代わり安らぎを求める人たち。
そんな人たちが求める会社がCゾーン。
ガリガリとライバルとしのぎを削って高収入を稼ぎだしても、ストレスにより健康を害し、寿命を縮めてしまっては高収入の価値は半減どころか大きくスポイルされてしまいます。
逆にストレスなく、長く働けるCゾーンは、長く健康を保つことができ、長い目で見れば勝ち組かもしれません。
IターンとかUターン転職などに向いているゾーンかもしれません。
早く辞めなければいけない会社
給料が安く、ストレスも半端ない。
まさにブラック企業の典型のようなのがDゾーン。
このエリアにいると自覚している方は、いち早く会社を抜け出し転職活動することを強く推奨します。
会社にも仕事にも満足感がない、常にストレスの固まり。
その代償として高収入を得られるのであれば、多少は許容できますが、さらに低収入であれば何もいいことはありません。
今の時代であれば、転職先はいくらでもある。
ストレスを体に浴びせ続けていいことなんて何もありません。
転職先に最適なのは?
もちろんAゾーンの一番右上の会社が最高なんでしょうが、そんな会社が見つかれば苦労しません。
ですので、あくまでも40代の転職ということを考えたらCゾーンに近いAゾーンの会社を探すことが最も幸せになれるのかもしれません。
40代ともなれば体力も落ちてきますし気力も落ちてきます。
若いころのように無理が利きませんので、Bゾーンぎりぎりの会社に入ってしまうとストレスでギブアップしていまう可能性が高まります。
とはいえ、まだまだ働き盛り。
お子さんがいるご家庭などは、もっと稼いでくれないと困ります。
となれば、Cゾーンの会社でノホホンと安泰に暮らしている場合でもないんです。
目指すはCゾーンに近いAゾーン。
図にするとこの辺り。
黄色い丸のあたりです。
ここら辺の会社を探すことが40代で転職を成功するための秘訣なんだと思います。
このあたりの会社となると大企業よりも中堅どころの企業になるんじゃないでしょうか?
あまり大手ばかりを狙って、いざ入社したら限りなくBゾーンだったとなると思い切って転職したかいがなくなってしまいます。
中小だからと言って初めから除外してしまうのではなく、幅広く応募してみるとこのあたりの会社が見つかる可能性もあります。
エージェントを利用するのであれば、こんな基準を伝えてみるといいかもしれません。
まとめ
40代の転職はあまり大それたことを狙わないことです。
年収500万円くらいだった人がこの好景気に乗っていきなり1000万円とか無茶すぎます。
自分の能力を理解して、そこそこ収入が上がり、働きやすそうな会社を探すべきでしょう。
転職先を探す基準は明確にしておくと成功につながりやすくなります。