40代妻子持ちとなると起業するのは結構大変。
そう簡単にできるもんじゃないけど、あんまビビっていても仕方ない。
40代で起業を考えている人はまず自分の立場を考えてからの方がいいです。
40代安全な企業
中年でも安全に起業するために
東洋経済オンラインにこんな記事がありました。
そんな人いねーよw
中年でも「安全に起業」するための条件7つ(東洋経済オンライン) https://t.co/LJjQf4kMIW— ピカタロウ@システムエンジニア (@piccataro) 2018年2月18日
中年が安全に起業するためには、こんな条件が必要なんだそうです。
その中の一番目に来ているのがコレ。
1000万円程度のドブに捨てても後悔しないキャッシュがある(40代で1000万円程度の貯金がある、または退職金が見込める)。
そんな奴いねーしww
退職金が約1000万円近い人はいくらでもいるんでしょうが、ドブに捨てていい人なんているワケがない。
そんなの安全な起業なんかじゃなく、夢物語のような起業話。
こんな人のアドバイスを真に受けてたら起業できる人なんて一人もいない。
そもそも40代で起業を考えているような人は、貯金なんてそんなに持ってないはず。
だから貯金抜きで出来る方法を考えなければいけません。
1000万円ドブに捨てていいのなら、そんな楽な話はない。
起業にノーリスクはあり得ない
起業するにもフリーランスとして独立するにも完全ノーリスクなんてあり得ない。
絶対にリスクは存在する。
まずここをスタートラインにしないと勘違いしてしまうはずです。
イケハヤさんもさんざんサラリーマンをdisっていますが、リスクを取ったから成功できていると宣言してます。
通勤時間はクソほど無駄だぞということに気づき会社を辞めて、早7年か。コツコツとブログを書きまくり、今では月商500万円は固いビジネスになりました。
更新しなくても収益は発生するので、だいぶ不労所得。ぼくはこうなることを予想して、リスク取って、コツコツ続けてきたのですよ……。— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年1月12日
ぼくも独立してから「あれ?世の中甘いじゃん!」と思ってここまで来れた側です。なんか無駄にびびってたんですよねぇ。
「世の中厳しいおっさん」は単に不勉強なだけなんですよね。今の時代は、むしろリスクを取ったほうがラクに生きることができる。— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年1月11日
リスクを取るからリターンがあるこれは当たり前の話。
リスクがあるんじゃ無理だよ・・・と嘆いていてはいけません。
リスクを軽減する起業法はあるはずです。
リスクを軽減する起業
もはや定番になりつつあるホリエモンが教える起業で成功するための四か条がコレ。
- 利益率の高い商売
- 在庫を持たない
- 定期的に一定額の収入がある
- 小資本で始められる
これならかなりリスクを抑えての起業が可能。
典型的な例がシステムエンジニアとか資格業。
システムエンジニアでフリーランスになれば、在庫は一切ないし、一定額の収入はある、資本なんてほぼゼロだし、身体だけなので利益率も高い。
だけど、いつまでも乗用型のシステムエンジニアだと、常用されなくなった時仕事はバッサリとなくなる。
だからシステムエンジニアの場合は、極力受注型で出来る仕事を見つけるべき。
それが出来るようになった格段に売り上げは上がるでしょうね。
資格業もこの四か条に当てはまる優良起業案件。
ただもちろん昔とは時代が違う。
IT化、AI化の流れにより資格を持っているだけで向こうから仕事がやってくるような時代ではなくなっています。
ですが、まだまだ資格業は甘い習慣の残っている業界。
高年齢の人たちでも十分売り上げが上がるのが資格業の魅力。
やり方次第ではまだまだ確実に利益を上げることは可能です。
起業しやすい人たち
起業はリスクがある。
だからこそリスクを軽減している人、出来る人は起業しやすい人たちです。
例えばこんな人たち。
- まだまだ若い
- 実家が資産家
- 独身だ
- 実家ぐらし
- 嫁に収入がある
40代が若いかどうかはビミョーだが、人生80年の時代だからまだまだ若いと言えるかもしれません。
ですが、世間一般的には若いと言われるのは20代か30代前半くらいまで。
実家が資産家というのは貯金がある人と同じだから割愛しましょう。
独身ってのはでかい。
独身ならちょっとくらい失敗しても問題なしね。
実家暮らしの人も負担は軽いので起業は楽。
とここまで見た時点で40代妻子持ちの人は、ほとんど当てはまらないことに気付くでしょう。
唯一40代家族持ちが独立起業しやすい条件として成立するのが、嫁の収入。
嫁が正社員雇用で、そこそこの収入があるのであれば旦那は大きなリスクを取ることが出来る。
最悪生活は困らないわけだから。
なので、夫婦一緒に起業とかしちゃうと最悪。
リスクヘッジは嫁に期待するようにしないと一気に破綻の危機が訪れます。
一番確実な起業は?
中年になって最も成功率が高い起業は、売り上げを持って独立することです。
派遣業界とか建築業界とかお客様を持って独立するパターン。
これは自分がやってきた業界で経験も豊富だし、もともと売り上げを持って出ることが出来る。
一番成功率の高い起業パターンでしょう。
ただもちろん根回しと注意は万全にする必要はある。
売り上げを持っていくので、元いた会社には大きな損害を与えるわけだから、いろいろと嫌がらせや訴訟を起こさせる可能性もある。元の会社と円満にやりながらも、実は裏でコッソリと独立の算段をする。
表と裏を見事に使い分けられる器用さは絶対に不可欠です。
まとめ
なんだかんだ言って40代の起業って簡単じゃない。
かなり経験値の高いシステムエンジニアをやってきた人間でもやっぱり躊躇してしまう。
だけど安全な起業を求めていたら絶対に起業は出来ない。
リスクをどこで分散させるか?
最悪の事態になったらどうするか?
40代になったらこの辺りはしっかりと計算してから独立を目指すべきでしょうね。