貴乃花親方がいろいろな騒ぎを経て、結局一番下の年寄まで降格されてしまいましたね。
一般の会社であれば、常務取締役が平社員まで降格されるのと同じなんだとか。
大企業であれば、そんな人事はあり得ないけど、中小企業だとあり得る話かもしれません。
だけど、これで分かったことは、組織の逆らったところでいいことなんて何もないってことなのです。
組織への不満
役員から平社員へ
平成の大横綱、階級ピラミッドの最下層に 年寄まで降格(朝日新聞デジタル) https://t.co/cM0mDb5qxT
— ピカタロウ@システムエンジニア (@piccataro) 2018年3月30日
実は貴乃花ほどではないが、私も同じような冷遇を受けたことがある。
会社で実績を積み、会社の役員まで登り詰めた。
役員となれば経営者側の人間。
責任をもって悪いことは悪い!と社長に直訴できなければ存在価値がない。
とその当時は思っていた。
だから社長にどんどん進言した!
ある日、社長がわけのわからん提案をしてきた。
融資が受けられるから事務所を新設しようと言い出したのだ!
そこで私は食いついた!
そんなもん今必要ありません。
今は足元を固めて、成長の機会を伺うときです!
しかし社長はそんな意見なんて一切聞き入れなかった。
その後も何度も社長に食いついたが、一切私の意見なんて通らない。
そしてわずか6か月という短期間で役員から降格され、平の課長まで落とされた。
その時悟ったんだ。
会社なんて社長のもの。
上層部に逆らったところで意見なんて通らないし、意味がない。
組織を変えたいのなら、組織内で動くのではなく独立するしかないのだと。
それ以来、上層部には一切噛みつかない、犬のような社員へと変貌していった。
会社員に文句を言っても意味がない
うちの会社は上層部が腐ってる!
社長の考えじゃ会社は伸びない!
トップダウンじゃなくボトムアップで社長に意見を言える経営陣がいないと会社は伸びない。
もしそう思っているのであれば、それは単なる幻想です。
会社なんて大企業だろうがなんだろうが、社長の独断で決断できないようじゃ会社は伸びないんです。
今の時代、決済を取るためにハンコを貰って回るスタンプラリーなんてやっているようじゃスピードについていけない。
会社なんて結局判断する人、社長が絶対的権限を持ってなければダメなんです。
だからこそ、上層部の意見は絶対なの。
相撲協会は会社ではありませんが、長く続いてきたのはそれなりの組織のルールがある。
それが腐っているから変えたい!と思うのなら、トップになるか、独立するかの二択。
トップにたてついても何の意味もない、自分一人が損するだけ。