労働力人口不足で現在は空前の売り手市場となっています。
ロスジェネ世代から見れば現在就職活動中の人たちが羨ましくて仕方ありませんが、時代を嘆いていても始まりません。
就職活動は無理でも転職活動ならロスジェネ世代も享有できる。
それほど転職市場は活発化しています。
さらにその中でもITのエンジニアは各企業奪い合いの様相を呈しています。
ITエンジニアの転職
売り手市場が続く理由
結局具体的な有効策なんてなくウチラITのエンジニアは引く手あまたが続くってこと。
分かったIT人材不足解消の有効策(ZDNet Japan) https://t.co/yMwlZHdd2B— ピカタロウ@システムエンジニア (@piccataro) 2018年4月4日
こちらの記事を見てもわかりますが、ITエンジニアの人材不足を解消する有効な手段なんて存在しません。
解決策として出されているのがプロジェクトごとに必要な技術者と契約したり、外部に委託したりすることとか言ってますが、これって今現在も行われていること。
これが将来的な解決策ってw
全く解決策になっていないですよね。
つまりはITエンジニアの人材不足はこれから先しばらくの間続くということなんです。
ITの仕事は無くなるのか?
以前あるIT系の社長さんがこんなことを言ってました。
「君たちITのエンジニアは、自分の仕事を無くすためのソフトウェアを開発している。性能のいいソフトウェアを作れば作るほど君らの仕事は無くなっていくよ。」
確かに今IT業界で聞かれるキーワードと言えばRPAなどのロボット化にAI。
人工知能やロボットを利用して人間の仕事を削減し、収益を上げて人材難を解消しようという取り組み。
でもね、ITの世界で仕事をしているエンジニアは知っている。
ロボットやAIが人間の代わりをするようになるまでは途方のない時間がかかる、いや相当な範囲で人間の仕事を代替できないということを。
実際今私が取り組んでいるシステムは、ある企業の監視システムのロボット化だ。
今まで特定の人材のスキルに頼っていたものをシステム化しロボットによって代替しようという取り組み。
これにより費用を大幅に削減できるというのだが、半年経っても1年経ってもそんなシステムは出来上がらない。
むしろ追求すればするほど人に頼った方が早いということが見えてくる。
作り込めば作り込むほどメンテナンスが複雑になる。
てことは人間にそのままやってもらった方が早い。
逆に人間の力を無くしたにせよメンテナンスするのは結局人間。
だからロボット化なんてまだまだ先の未来な訳。
つまりはIT系のエンジニアの仕事なんて当分無くならない。
IT系エンジニアの売り手市場は半永久的に続いていくということ。