転職活動を始めてみると会社って星の数ほどあることを改めて認識します。
いつも自分が通っていた会社のご近所から求人が出ていたり、取引先の企業でも求人を出していたり、知人・友人の会社が求人を出していたり。。
とにかく会社って無数に存在するのです。
その無数にある星の中からどの星を選べば成功できるのでしょうか?
会社の選び方
転職理由を明確にする
転職活動を始めたあなたには、絶対に転職活動を始めた理由があるはずです。
- 会社の将来が不安
- 自分のキャリアパスが見えない
- 給与面に不満がある
- 人間関係に疲れた
- 違う業種・職種に移りたい
- もっと違う世界を見てみたい
- 一生働ける会社に行きたい
- やりがいを見つけたい
- 夢を見つけた
- 会社に不満がある
まずはその最大の理由を一度明確にしてみましょう。
例えば「この会社にずっと居続けたら将来不安で不安で仕方ない。」
と考えたのであれば、その理由を改善できる会社を選ぶべきなんです。
将来が不安だという理由で転職活動を始めたのに、収入が上がる会社に応募したり、ちょっと今までとは違う業種を選んだりという活動をしてしまうと自分が求める会社像からはかけ離れて来てしまいます。
自分の不安を解消できる会社にターゲットを当てて活動を進めていくべきでしょう。
将来の不安を解消できる会社ってどんな会社なのか?
- 経営基盤が安定している
- 大企業だ
- 業界自体が安定している
- 実績のある会社
- 定年制度がない
というキーワードをメインに探していくといいでしょう。
もちろん大企業が安定しているのかなんて誰にも分りませんし、安定しているからと言って不安が解消される訳ではありません。
ですが、自分が一番欲している会社ではあるはずです。
絶対に譲れないポイントを明確にする
退職理由を明確にして転職先を探してもそれだけでは足りません。
その次にこれだけは譲れない!というポイントを明確にしてください。
- 転勤はあり得ない
- 通勤時間は1時間以内
- 平均年齢が近い会社
- 社長に魅力がある会社
- 自分の意見が通りそうな会社
- 自分を必要としてくれる会社
- 自分が最も活躍できそうな会社
- 年俸制の会社
- 退職金制度のある会社
- 残業の少ない会社
- 年間休日が多い会社
このように絶対にここだけは譲れないというポイントを明確にしておけば、ブレがなくなり自分が入りたい会社を選ぶモノサシが出来てくるのです。
ちなみに私の場合は、「自分を必要としてくれる会社」というのを絶対に譲れないポイントとして活動してました。
いくつかの会社から内定を貰ったのですが、この会社自分を採用してくれるつもりだけど、別に自分じゃなくてもいんじゃね?という会社は多数ありました。
もちろん私が入れば売り上げは上がるし、さらにその先伸ばせる可能性がありそう。
その程度なら自分じゃなくてもいいのです。
そんな会社の場合、あなたがどうしても欲しいというアプローチはしてきません。
入社させてあげますけど、どうしますか?
的な感覚で内定を出してきます。
そんな会社が自分を大事にしてくれる訳がないでしょう。
それだったら、あえてリスクを負ってまで前の会社を辞めたりしないよ。
自分をもっと必要としてくれる会社があれば移籍する。
そうじゃなきゃ個人で事業を続ける。
そんな思いで転職活動をしてました。
まとめ
転職活動を開始していくつかの会社の面接を受けるようになってくると、どうしても最初の思いからブレが生じて来てしまいます。
面接の際に、転職活動を始めた理由を明確にできるわけもありません。
となれば、ちょっと表面上の「ウソ」のような理由を言い続けなければならない。
そんな「ウソ」を重ねていくうちに、自分はなんで転職活動を始めたんだっけ?
なんで会社を辞めようと決めたんだっけ?
どんな会社に移籍したかったんだっけ?
と軸がブレブレになってしまうのです。
ですので、転職活動を始めた明確な理由とこれだけは譲れない会社の条件を明確にして、いつでも初心に帰れるようにしておくことがとても重要なのです。