ITのエンジニアが収入を上げる手段は、こんな感じ。
- 今の会社で出世する
- 収入の良い企業に転職する
- 独立してフリーになる
- 起業する
出世するには社内政治を頑張る必要がありますので人付き合いが苦手なエンジニアには向きません。
収入の良い会社に転職するのも手ですが、転職して収入を上げればそれだけの立場を求められることになります。
今までの働き方では高収入は保てない。
ちなみに効率よく高収入を稼ぐにはこんな手もあります。
起業するというのも手です。
一昔前はITエンジニアが数名の部下を引き連れて起業するというケースは一般的でした。
でも今は特定労働者派遣事業が許可制になってしまいましたので、この手の起業は敷居が高くなってしまいました。
ですので、もっとも手っ取り早く収入を上げるにはフリーランスが一番でしょう。
フリーランスの生き方
請負型か?客先常駐型か?
フリーランスと一言で言ってもいろんな収入減の作り方があります。
ITエンジニアであれば大きく分類すれば自身で受注するタイプと客先に常駐するタイプ。
理想形からすれば自身で受注できる方がイイのは間違いありません。
「フリーランスSEとして生きる道 (DB Magazine SELECTION)」の著者の三好さんは客先常駐型ではなく仕事を自分で受注できる仕事をすべきという意見です。
確かにその通りなんです。
それは重々わかっているんですが、安定して仕事を受注できるようになるには相当な苦労が必要です。
三好さんはITコンサルタント業をメインとしているようですが、三好さんのように情報処理系の資格をすべて制覇するような方であればコンサルタント業も勤まるでしょう。
ですが、一般的なサラリーマンSEとしてやってきた人たちにとってはいきなりコンサルで食ってこうというのは難しい話。
プログラム開発などを自宅で受注するという手もありますが、一人でやるには限界があるはずです。
安定した収入を得ようと思ったら寝る時間を削って休みもすべて仕事に捧げてようやく安定した収入になるレベルじゃないでしょうか?
仕事を受けすぎれば潰れる。
受けないと食えない。
そんなジレンマにずっと悩まされることになる可能性が高くなります。
またこちらでも紹介しましたが、個人事業主って孤独です。
会社に行けば誰かが話相手がいたでしょう。
それがいなくなる。
出勤先が無くなる。
飲みに行く相手もいない。
一緒に戦う仲間もいない。
そして今までいなかった旦那が家に毎日いるようになれば家庭内のストレスも溜まります。
個人事業主って自由はありますが、その分のストレスも大きいんです。
だから最初は無理せず客先常駐型をメインとして動くべきでしょう。
客先常駐型のメリット
客先常駐型のエンジニアって早い話が派遣と変わりません。
派遣と最も違うのは個人で受注するのでキックバックが大きいこと。
ただその分、案件と案件の間にブランクが発生してしまうと売り上げが無くなるという事。
ですが、安心してください。
今のご時世ブランクなんてほぼありません。
特に経験豊富なエンジニアであれば、ブランクを意識的に開けてもらうようにしないならないくらい。
ただ客先常駐型は所属している会社がどれだけ案件を持っているかで勝負が決まります。
取引先が数社しかないような会社だとブランクの発生が頻発するかもしれません。
なので大手に所属しておくとイイでしょう。
インフラ系のエンジニアの場合
特にインフラ系のエンジニアとして生きてきた人は客先常駐型に絞り込むべきです。
プログラマのように案件を自宅で受注して稼ぐという形は向いてません。
インフラ系の技術者はどうしても客先にいないと仕事になりませんからね。
インフラ系のエンジニアは、今とにかく人材難。
どの企業でも積極採用をしているくらいですので、フリーランスになっても仕事はバンバン入ってくるはずです。
インフラ系のエンジニアこそレバテックフリーランスに登録しておくといいでしょう。