リツアンSTCを辞退した理由!やっぱり入っておけば良かった?

リツアンSTCというITエンジニアの派遣、SES業務を専門としている会社があります。

イケハヤさんのブログで知ったので、転職活動中にエントリーしてみました。

結果としては、私は他社に転職したためリツアンさんは辞退させていただいたんですが、今思えばリツアンに入っていた方がよかったのかもw

実際にリツアンさんにエントリーした際の流れとか特徴とか紹介してみます。

リツアンって?

どんな会社



リツアンってどんな会社なのでしょうか?

ITエンジニアの派遣を中心とした会社?

それならどこでも一緒では?

おそらく多くの人はそう感じるでしょう。

リツアンは他の会社と何が違うのか?

コレなんですね。

※リツアンSTCホームページより参照

エンジニアへの還元率が異常に高いという事

通常の会社だと派遣のマージン率、つまりピンハネ分は35%程度が適正って言われています。

エンドのお客様との契約が100万円だったら給料は65万円。

100万円もの契約を取れる人は、ごくまれなので一般のエンジニアは60万円から70万円程度。

となると給料は40万円を下回ります。

ですので年収としてはせいぜい300万円のこうはんから400万円が関の山。

でもリツアンだとマージン率が驚異の19%なんだとか

ホントかよ。

それなら年収レベルで100万円くらい上がるじゃん

ということでエントリーしてみることに。

エントリーの方法

エントリー方法は簡単です。

こちらからリツアンのホームページにアクセスしてエントリーボタンを押して必要事項を入力するだけ。

エントリーするだけしておいて様子見したいのであればすぐに会う必要はないですので、まずはエントリーだけ済ませておくといいでしょう。

社員の平均年収585万円!業界トップクラスの給与水準!

あとエントリーする前にLINEで年収チェックが出来ます

リツアンSTCのLINE IDを登録するとこんなメッセージが届きます。

1、ご年代

(例:20代・30代・40代など)

2、ご希望の勤務地

(例:東京23区、大阪など)

3、得意な技術スキル(言語など)

+実務経験年数

そのメッセージに返信すると、約15分程度で回答が来ます。

私の場合はの給与シュミレーションは、52-60万円の間と回答が来ました。

まぁ60万円なら年収700万円を超えるので十分かな。

で、もっと詳細を知りたい人はエントリーしてみて下さいとのことだったのでエントリーしてみたという流れ。

面接の内容

エントリーすると担当者からメールが来ます。

結構レスポンスは早く、希望の時間帯も広めに設定してくれるのが助かりますね。

転職活動で一番ネックになるのは面接の時間。

平日の日中帯にバンバン入れられても困るんだよ。

まだ勤務してるんだからさ。

でもリツアンSTCの場合は、業務時間外の日時指定も全然OKでした。

てことで2週間後の水曜日に面接日をセットしたら・・・

なんと数日後携帯に直接連絡が。

「よろしければ2週間後ではなく今週中のどこかで面接出来ませんか?勤務場所の近くまでお伺いしますので」

とのこと。

まぁ近くまで来てくれるのなら、と伝えると3日後の日中帯に職場の近くの会議スペースを借りてくれて面接をしました。

面接に現れたのは2名の若い男性。

二人ともとてもカジュアルな格好で、一人はジーパンで登場しましたw

手際よくノートPCを開き、淡々と経歴について尋ねられる形で面接は進む。

そして希望年収と希望職種を伝えると、パソコンで年収のラインと契約金額を提示してくれます。

リツアンの場合は、あくまでも契約金額がベースになるそうですので、高い金額の顧客へ入れればその分年収は上がる。

分かりやすい制度です。

ちなみに私の希望を伝えると、その希望に沿う顧客までその場でいくつか紹介してくれました。

フットワークは相当軽い。

面接から採用まで

実際にリツアンに入社することは無かったので詳細まではわかりませんが、その後特に役員面接とか適性検査とかはないようです。

おそらくエンドの顧客との顔合わせ等を実施し、決まってしまえば即採用のようです。

キャリア的には3年以上積んでいるエンジニアで、よほどコミュニケーションに問題なければ落とされることもないみたい。

リツアンの特徴

リツアンの最大の特徴はエンジニアへのリターンの高さなんですが、さらにスゴイのがプロフェッショナル制度という取り組みです

リツアン入社後、4年目からはプロフェッショナル契約という契約に切り替えることができるらしく、プロフェッショナル契約になるとなんと会社の利益65000円の定額として、それ以外の経費を引いた部分がマルッと給料になるんだとか。

これスゴイ制度です。

通常でもエンジニアへのリターンは多いのに、さらに4年勤めればもっともっと増えていきます。

もう一つ大きな売りとしては、エンドの顧客からの引き抜きを制限するどころか歓迎するというスタイル。

これも普通の会社ではあり得ない。

だって自前のエンジニアをエンドに引き抜かれてしまったら、自分の会社の売り上げはバッサリとなくなるんだから。

中にはエンドへの引き抜きを完全に禁止して、もし発覚したら訴訟をしかけるなんて会社もあるようですから。

顧客に認められたらエンドと自由に契約することが出来る。

エンジニアにはメリットの大きい制度ですね。

なぜリツアンを辞退したのか?

こんな高待遇なのになぜ私はリツアンを辞退してしまったのか?

理由は3つあります。

まず1つ目は、先に内定が決まってしまった。

今所属している会社の社長から猛烈なプッシュをいただき、ぜひとも入社して事業を発展させてほしいとご丁寧に文書までいただいてしまいました。

とても魅力的な社長だったし、業務的にも興味があったのでそっちを優先してしまったんですね。

2点目はエンジニアのエキスパートよりも管理職的、経営者的立場に行きたかったから。

会社を辞めた時は、自分で独立して個人でやっていこうとも思ったのですが、日に日に転職に心が傾いていった。

エンジニアのエキスパートとして入社すれば確かに収入は上がるんだろうが、自分が積み上げてきた経歴からも管理職的立場で入社したい。

そんな待遇の会社に入社したい。その思いがあったからエンジニアのエキスパート的会社は辞退しました。

3つ目は年齢的な面。

エンジニアとしてずっとやっていくのであれば、確かに高待遇の会社の方がイイ。

だけど50歳も後半に差し掛かったころ、やっぱり現場業務だけでなく社内のマネジメント的立場にならないとまずい。

ずっとエンジニアという手もあるんだろうけど、そこがやっぱりネックになった。

30代くらいであれば、自分のエンジニアとしてのスキルが対価として正当に評価される会社に移籍したのでしょうが、年齢的にもちょっとね、という思いで辞退することとしました。

でも今さらながらリツアンに入社してみたい

とせっかくのお話を辞退してしまったのですが、今考えるとリツアンに入社するという手もあったかなと。

エンジニアとして正当に評価される、しかも3年勤めれば4年目からはさらに収入を引き上げることが出来る。

リツアンは常にエンジニアファースト。

エンジニアを最優先に考えてくれる会社ってそれほどあるものじゃありません。

会社にガッツリとピンハネされている。

自分の能力に収入が見合わない。

もっと好きな仕事をして休みはガッツリ遊びたい。

会社のイベントとかウザいので行きたくない。

週末は全部自分のために使いたい。

そんな不満を抱えているのなら、ぜひこちらからリツアンにエントリーしてみましょう。

確かにスゲー会社かもしれません。