キャリアと関係のない資格を取得するのって意味ない?
むしろマイナスになる?
転職やキャリアアップに「資格取得」は効果がある?(大手小町(OTEKOMACHI)) https://t.co/2N5TP0ydH4
— ピカタロウ@システムエンジニア (@piccataro) 2018年6月19日
って全然そんなことありません。
特にちょっとした難関資格であれば絶対にマイナスどころかプラスにしかなりません。
キャリアに関係のない資格を取ることのメリットをここでは紹介してみます。
キャリアに関係ない資格
中小企業ではとても有利
実際、システムエンジニアなのに社労士の資格を持っているピカタロウが転職活動をしたらこんな感じでした。
大企業の場合、資格を取得したことに対する評価は高かったが、それほど大きなリアクションはなかった。
中小企業、特に管理職候補を募集している企業の場合、驚くくらい評価が高かった。
つまりは、大手企業ではスペシャリストを求め、中小企業ではゼネラリストを求めているということ。
そりゃそうですね。
大手の場合、システム部門の人が営業やったり人事にも携わったり、採用とかまで首を挟んだりしません。
各部門ごとに役割分担がしっかりされていますので、良い意味でスペシャリスト集団ですが、悪い見方をすれば一つのことしかできない人たちの集団。
一方、中小企業の場合、豊富に人手がいる訳じゃありませんので、あらゆる仕事をこなさなければ回らない。
私は技術職なんで技術のことしかやりません!じゃ困るのです。
管理職として部下をまとめてくれないと困るし、営業的面でも協力してほしいし、お金の計算も請求とかもこなしてほしい。
マルチプレイヤーがどれだけいるか?が中小企業の強みなわけです。
だからこそ、キャリアとは一見関係のない資格でもどんどんチャレンジして取ってきてほしい。
それが中小企業。
副業に利用できる
自分のキャリアに関係ない資格でも副業につなげることができるのです。
週末にコンサルをやるのもいいですし、セミナー等で収入を得ることもできる。
また資格ブログを立ち上げてアフィリエイト収入を得ることもできる。
可能性は無限に広がります。
リスクヘッジができる
専門分野以外の知識を資格という形で持っておくことで、リスクを分散することもできます。
今勤めている会社の経営状態がよくないとか、今勤めている業界自体の先行きが怪しいというのであれば、早めにリスクを分散しておく必要があります。
本業はキッチリとこなしながら、帰宅後に勉強したり、週末に勉強をして資格を取得しておけば、異業種への転職という道も広がりますし、独立・開業という選択肢も出てきます。
向上心のアピールになる
中小企業診断士とか社労士とかの資格は経営的要素を求められる資格です。
つまりは、これらの資格を取ってきたイコール経営側の仕事をしたいというアピールになるのです。
ただ単に経営に携わりたい!と言ったところで経営側は相手にもしてくれないでしょう。
このポジションで収まりたくない!
もっと上に行きたいというアピール。
それが資格に含まれているのです。
昇進につながる
向上心のアピールが成功すれば昇進につながります。
例えばシステムエンジニアであれば、システムのことだけしか知らないエンジニアは、なかなか経営層には上げずらいものです。
プログラミングを語らせればいつまででもしゃべってるけど、財務諸表の話になるとダンマリだと経営を任せる訳にはいきません。
システムエンジニアから経営者へとステップアップさせるには、それなりのベース知識を持ってほしいもの。
実際、ビジネス法務検定の試験をエンジニアにも受けさせている会社もあるそうです。
これからのエンジニアは、自分の得意分野以外の資格などにも挑戦しないと、なかなか出世につながらないかもしれません。
まとめ
実際に転職活動をしてみた実感からも資格が意味ないなんてことは全くありませんでした。
やっぱり難関国家資格のパワーは絶大です。
この人何がしたいんだろ?なんて思っている会社はほとんどありません。
自分が取得したい資格に挑戦すればいいんです。
キャリアに同調した資格だけが価値が高いってもんじゃないんです。