この会社ダメだ。
もう転職しよう。
というときに、先輩や上司、社長からこんなセリフをかけられることがあります。
「今は隣の芝生が青く見えているだけだぞ。転職しても会社なんてそんなに変わるもんじゃない。だから今の会社に残った方がいい。」
そうかもしれない。
会社なんて結局どこも変わらない。
やっぱり転職しないで一つの会社に止まった方がイイんだろうか?
転職しても変わらないのか?
転職のデメリット
転職ってどうなんだ?
当ブログでは積極的に独立・転職を薦めている。
自分自身も40代後半で転職していて、しかもやりたいことが出来るようになり収入増にも成功している。
だからと言って転職は、すべてイイことばかりじゃない。
決してバラ色になるわけじゃない。
ゲームのようにリセットしてゼロからスタートできるわけではない。
もちろんデメリットだって山ほどある。
- 有給休暇がなくなる
- 制度によっては退職金が1からもしくはなくなる
- 転職組は外様のため出世に制限がある
- 人間関係を再構築する必要がある
- 転職先の業績が落ちるまたは最悪倒産することもある
- 会社で積み上げた実績・信用はゼロになる
- 同業他社への移籍の場合、最悪訴訟などのリスクがある
- 収入が下がる
- 転職先の雰囲気に馴染めない
などなど、数え上げればキリがない。
あそこの会社はいいなぁ。。
給料は今より全然高いし、上司は優しそうだし、将来性はありそうだし。
と隣の芝生が青く見えているだけかもしれない。
転職しても何も変わらない、いや下手したらもっと待遇が悪くなり転職を繰り返す負のスパイラルになるかも。
なんて考えて転職に踏み切れないあなた!!
そんなこと考えてばかりいたら、いつまで経ってもイヤな会社に居続けることになります。
隣の芝生が青く見えているだけなのか?今一度自分の会社の芝生の色を見つめなおしてみてください。
会社のデメリットを見つめなおす
転職を踏みとどまるのは、今の会社に不満はほとんどない。
今の会社でやりたいことはできている。
収入面でも満足している。
将来性もバッチリ。
であれば、そもそも転職する必要なんてありません。
ですが、転職したい!会社を辞めたい!と思ったのには、必ず理由があるはずです。
- 社長がバカすぎる
- 上司からの重圧が半端ない
- 経営層だけが良い暮らしをしてる
- 上司と会わない
- 収入が不当に安い
- 将来性のかけらも見られない
- 現在の経営状況がそもそも危険状態
- ここ数年全く成長していない
- 周りの同僚や先輩が続々退職している
- 退職金制度もない
- 賞与も出ない
こんな状況が複合して絡まりあい会社を辞めよう!と考えたのではないでしょうか?
このような状況が3つも4つも絡み合っている状態の会社が良い会社のはずがない。
そんな会社の芝生の色が青いわけがない。
もうグズグズに腐った灰色のような芝生のはずだ。
もちろん他社の芝生だってビンビンに真っ青なわけがない。
転職には上述したようにリスクだってある。
だけど、灰色の芝生を再生させるには途方もない時間と費用が掛かる。
JALのような企業であれば、国の力を借りて再建できるかもしれないが、中小企業であれば再建に手を貸す業者なんてゼロに近い。
そんな会社に居続けることが本当に正解なのか?
ビビッて動けない。
動いてもいないうちから想像ばかり膨らませ、頭でっかちになり結局歩みを止めたまま永久に動けない。
これを続けていれば気が付けば50代、60代という年齢に足を踏み入れてしまう。
いや、その前に会社自体が傾いて立ち直れなくなるかもしれない。
そうなったらもう遅い。
隣の芝生の方が断然青く見える!
というのなら、青い芝生に賭けてみるべきなんじゃないだろうか!