転職活動一番大事な職務経歴書を書く時の7つの注意点

転職活動に欠かせないのが職務経歴書。

職務経歴書の出来次第で書類審査の通貨率も変わりますし、面接での印象も大きく変わります。

そんな職務経歴書、採用担当者目線も踏まえてここだけは注意して欲しい注意点をご紹介します

職務経歴書の注意点

ターゲットを絞る

職務経歴書はターゲットを絞って書くことが大事です

ターゲットというのは、募集職種に絞った経歴書にするということです。

例えば20代は営業職をやっていて30代からシステムエンジニアに転職して、その後10年以上同じ職種をやっているとします。

で、応募した企業が募集しているのは上流のシステムエンジニア。

それならば、20代の営業職の経歴はあっさりとしたものでいいのです。

経験が営業10年、システムエンジニア10年だとします。

それでも職務経歴書の割合は、システムエンジニア8割、営業職2割程度のアピールでいいんです。

キャリアをまんべんなく書く必要はありません。

自分がやってきた経歴が転職先でどのように活かせるか?

職務経歴書はそれをアピールするアイテムです。

だからターゲットを絞って、相手が欲しがるボールを投げ込むようにしてください。

経歴書は3ページまで

履歴書は通常裏表の2ページ。

職務経歴書は、3ページまでにおさえるようにしてください

10年、20年、30年と経験が膨らんでいくとそれだけアピールして書きたい気持ちも分かりますが、面接官が目を通すのは3ページが限界です。

中には経験3年程度で10ページ以上の経歴書を書いてくる人がいますが、これ全くの逆効果。

努力は認めてもらえますが、おそらく半分以上目を通してもらえないでしょう。

しかも、この人資料まとめるの苦手なのかな?

という悪い印象を与えてしまう事になりかねません。

経歴の隙間は正直に

経歴に隙間がある人は、職務経歴書で正直に記載した方が印象はいいです。

大学卒業後、就職浪人してしばらくアルバイトしていたとか。

3年前、残業が多く激務のため1年近く精神的に病んで休んでいた。

このようなネガティブな情報は、逆に書いておいた方がいいです。

その辺もやっと濁されるとこの人大丈夫なのかな?

この人この間なにしてたんだろう?と疑念を招くことになりますので、自分のブランク期間は職務経歴書を利用して正直に伝えましょう。

プロダクトやツールは細かく書く

面接しているとこんなケースがよくあります。

社内のホームページをHTMLで修正したと書いてありますが、どの程度の修正をしていたんですか?

IllustlatorとかPhotoshopを使って画像の編集をしたり、一昔前はFLASHを使っていた時期もありました。

このように質問をすると使っていたツールとかプロダクトとかがドンドン出てくる人がいます。

これってすごくもったいない。

最初から職務経歴書に経験してきたツールとかプロダクトを書いておけば、そのツールを重点的に使っている会社では非常に目を引きますし有難いのです。

書類選考に通る確率も高まるかもしれません。

自分がやってきた経験は、極力書面に記載すべきです。

マネジメント経験は人数を記載

リーダーとしてプロジェクトに参画、のように書いている人が多いのですが、何人規模?どの程度の立ち位置?

というのが気になります。

リーダーといっても3人だったら小規模ですし、10人以上だったら結構大きめのプロジェクトを担当してたんだ。

それが書いてあれば、この人にはどの程度のポジションを任せられるな?

と判断できますので、マネジメント経験がある方は人数を明記しておくといいです。

項目ごとに分ける

中には職務経歴書の中身がごっちゃになっている人がいます。

最初に経歴が書いてあるかと思えば、途中で資格が書いてあり、また直近の経歴がある。

自己アピールも途中に書いてあったりと面接していて目で追うのが困難なことがあります。

それだと面接官へのアピールはしにくくなるはずです。

職務経歴書は、自己アピールする時の台本と思って書いてみて下さい。

最初に経歴の概要を箇条書きで書き、その後得意分野や経験を記載、その後に携わったプロジェクトを記載、最後に資格と自己アピール。

このように項目ごとに書いておき、面接の時スムーズに話せるようにしておくと、とてもみやすくなります。

日付は正確に

職務経歴書に記載する日付は、極力面接日を記載するようにしましょう。

何社も受ける人は面倒になって複数印刷して使いまわす人がいますが、日付が2月とか3月になっていると、この人ちゃんと最新の情報書いてるのか?と不安になります。

職務経歴を作成したら、日付欄だけは空白にしておくといいです。

日付は面接の直前に手書きで書けばいいですし、印刷する時に日付だけ入れてもいいです。

極力面接日を記載できるように工夫しましょう。

文章は3行以内

自己アピールや経歴を文章で書きたいのなら、一段落3行以内で表現しましょう。

10行とか20行、ダラダラと記載している人がいますが、1時間程度の面接でそんな文章読み込めません。

長くなるのなら3行程度1段落に分けて、いくつかのブロックにして書くと読みやすくなります。

以上、効果的な職務経歴書の書き方でした。