IT業界の多くの会社はSESとか派遣がメインの客先常駐タイプの会社。
大手が1次受けで仕事を請け負い、その仕事を2次受け3次受けでこなす人たちのこと。
おそらく日本のSEの8割から9割はこのパターンで働いている人たちです。
自分の会社へは月に一度くらい帰社するだけ。
もちろん自分の会社にはデスクも居場所もない。
でも客先に常駐できているうちはいいが、60歳にもなるとさすがに客先にい続ける訳にはいかないよ。
将来どうしよう・・・と不安になる気持ちはわかります。
でもね、60歳になったって65歳になったって全然平気なんですよ。
客先常駐型のエンジニア
60歳になったらどうなる?
私もこの業界に入った時思いました。
60歳になったらどうしよう。
でもね、周りを見れば全然平気なのが分かります。
だって60歳くらいのシステムエンジニアなんて周りにゴロゴロいます。
しかもみんな派遣です。
契約は派遣じゃなくてSESとか請負の人もいるでしょうが、結局やってることは同じ。
客先常駐で仕事しています。
一昔前は50代にもなると客先も敬遠していたようですが、スキルと経験豊富なエンジニアであれば年齢なんておかまいなし。
むしろ若い人はスキルも経験もないし、ちょっときついとすぐ辞めてちゃうからオッサンの方が重宝される傾向にあります。
だからオッサンになっても仕事は十分ありますので、若いうちから気にする必要はありません。
60過ぎても使ってもらえる人材になるには?
60歳になっても使ってもらえるにためにはこの3つがとても大事です。
- 健康である
- 人柄がイイ
- 新しい技術に貪欲
オッサンになるとどうしても身体にガタが来ますので、勤怠が不安定になります。
ちょっとくらいスキルがなくても毎日会社に来てくれる人じゃないと使い難い。
なので、40歳を過ぎたら健康には十分注意するようにしましょう。
禁煙、運動、節制は必須です。
健康ならばなんとかなるものです。
続いて人柄。
やっぱりガンコで使い難いオッサンは、採用されることはありますが長続きしません。
いい人ならたとえプロジェクトが終了してしまっても、いろんなところにオファーしてくれます。
なので、年齢を重ねたら怒ることなく穏やかに仕事をするよう心がけましょう。
オッサンなんだから使ってもらっているだけで感謝です。
そして、最後に新しい技術に貪欲であること。
今現在60歳のエンジニアという人は、ITの黎明期から付き合ってきた人です。
FORTRANとかCOBOLとか、手書きでプログラムを書いていたりとか。
そんな時代から生きてきた人。
でも今の若者はそんなもん知りません。
さらに技術はどんどん進歩している。
その技術についていこうという貪欲な気持ちがないと付いていけません。
昔の事は忘れて今の技術に向き合いましょう。
フリーランスという手段
60歳で定年退職を迎えた人は、フリーランスという手段もあるでしょう。
小さい会社であれば、経験のあるシステムエンジニアなら正社員としては無理でも個人事業主なら採用してもらえます。
もしそこで気にってもらえれば、定年を気にせず長く勤めることも可能です。
ですので、将来はフリーランスという目標をもって活動してもいいでしょう。
実際フリーランスで十分な収入を得ている人も数多くいます。
若いうちからレバテックフリーランスに登録しておいて案件情報を見ておくといいかもしれません。