とにかく人手不足のIT業界。
プログラマとかシステムエンジニアとかどの会社も「いい人いねぇかぁ??」と探し回っています。
そんなIT業界に入るために、今からインフラエンジニアを目指すなら何を学べばいいのでしょうか?
インフラエンジニアを目指す
Linuxなのか?
これから学ぶにはLinuxがいいのでしょうか?
もはやWeb系のサーバシステムは、ほぼすべてLinuxと言っても過言でない程です。
以前はアプリとかクラサバなんて言われたソフトウェアも多かったのですが、今はほとんどWeb化がスタンダード。
そのWeb系のサーバはLinuxばっかりなんだからLinuxはやっておいて損はない。
というかLinuxはインフラエンジニアにとってほぼ必須科目です。
十数年前は基幹系のシステムでLinuxが採用されることは少なかったのですが、今では基幹系のシステムでもLinuxは採用されてますし、銀行系でもLinuxが採用されるようになっています。
もはやUNIX系のシステムはほぼLinux。
Linuxは絶対に学んでおくべきです。
Windowsなのか?
Windowsは、ここ数年スゲー勢いで増えてます。
一昔前はWindowsサーバなんて無くなるんじゃないか?と言われてた時代もありましたが、近年逆に増えてます。
通信が早くなったのでGUIベースのWindowsも遠隔で操作できるようになり、以前のようにUNIX系のCUI操作が優位性を持たなくなったのも一つの理由。
さらに仮想化が進み、Windowsサーバの構築の方が簡単で手軽になためドンドンとWindows環境が増えています。
ここにプラスしてOffice365のようなインターネット環境でのMicrosoft製品の増加。
クラウド環境のAzureのシェア拡大によりMicrosoftの逆襲は本格的になってます。
UNIX系がどうしても嫌い!という人はWindows専任で行きましょう。
Microsoftだけでも需要はガンガンある時代です。
ネットワークなのか?
筆者的にもっとも推奨するのはネットワーク。
ネットワークエンジニアだけは、これから先減る要素がありません。
これだけ仮想化が進んでも、ネットワークだけはずっと変わらずハードウェアの世界が残っています。
クラウド化が進むとネットワークもクラウド業者の中になっちゃうのでは?
と思うかもしれませんが、これから先もすべてがクラウドに吸収される訳ではありません。
オンプレとクラウドを組み合わせたような環境の場合、逆にネットワーク環境が複雑になってきます。
ネットワークは、インフラ技術の基礎知識ですのでネットワークだけは学んでおいて欲しい。
データベースなのか?
データベースエンジニアは、今も昔も需要が高い。
データベースは特殊な世界でしかも超絶重要です。
もし重要な顧客のデータベースが壊れたりしたら・・・
と想像しただけでめまいがするほど大事なのです。
だけど・・・
データベースを学べる学校ってあんまりないんですね。
なので事前に学ぶにはちょっとハードルが高いかもしれません。
データベースのエンジニアって学校で習ってきたからレベルでホイホイ採用されるほどあまい世界ではありません。
しかも初心者にはとてもとっつきにくいのもDBの特徴。
データベースエンジニアを目指すなら、一度IT業界に入ってからの方がイイかもしれません。
まとめ
インフラエンジニアを目指すならネットワーク→Linux→Windowsの順番で学んでおくといいでしょう。
もちろん全部勉強する時間があるのならやっておいた方がイイ。
ある程度基礎知識を身に着け、IT業界に入った後、自分に向いているジャンルに進めばイイ。
まずインフラエンジニアとしてIT業界に入るためだったら上記の順番でスキルを身に着けておきましょう。