いつも言っているが40代を過ぎたサラリーマンは、今から無理してフリーランスとか起業をする必要はありません。
会社を勢いで辞めてイイのは20代とか30代前半くらいまで。
それを過ぎたら一旦フリー思考は小休止。
ある程度の年齢になってからもう一度フリーという道を模索すればイイのです。
なぜエンジニアとしてのモテ期を満喫していたピカタロウは、フリーランスからサラリーマンに舞い戻ったのか?
オッサンは副業するけど会社は辞めないぞww https://t.co/Y4DVgDU8HW
— ピカタロウ@システムエンジニア (@piccataro) 2018年9月6日
その理由とは?
サラリーマンに戻った理由
投資よりも優れた商品
サラリーマンに戻った理由はいくつかあるが、ここでは一つの制度に絞って話を進めよう。
総合的な理由に関しては、こちらの記事を見て欲しい。
なぜサラリーマンに戻ったのか?
投資とか貯蓄とか副業とかいろんなマネーゲームに興味があったが、一番投資価値が高い制度があることに気付いた。
それは何か?
年金です。
年金に関してはいろんな意見があるようです。
若い人の中には、将来どうせもらえないんだからという理由で、国民年金を納付しない人もいるらしい。
て、それって本気なんでしょうか?
年金ほど投資価値が高い商品はないのに。
特にお得なのが厚生年金。
つまりはサラリーマンが毎月天引きされている社会保険料です。
なぜ年金の投資価値が高いのか?
年金は破綻しない
まず年金が破綻するとか思っている人は考えを改めた方がイイです。
社労士の資格を持っている筆者から見ても年金が破綻するわけがありません。
もちろん少子高齢化はさらに進み、年金の支給年数が遅くなることは十分あり得ます。
ですが、年金がもらえなくなるという事はまず考えられません。
そもそも年金制度というのは、100年先を見て構築されています。
100年どころか10年先も見えてないんじゃね?と思うかもしれませんが、頭のいい人たちが知恵を絞って作った制度がそう簡単に崩れる訳がない。
そもそも世界中のどこを見ても年金制度が破綻した国なんてないんです。
そして老後唯一の支えになるのは年金です。
老後のためにン千万円と貯金する人もいるみたいですが、何歳まで生きられるように溜めてるんですか?
90歳、95歳まで生き延びられる貯金を作るつもりですか?
その年になったら誰もまともには動けません。
働くことなんてほぼ不可能です。
そんな時頼りになるのは年金だけ。
だからこと国が運営している年金だけは、最後のセーフティーになりますのでしっかりと納付すべきです。
厚生年金は驚愕
そしてさらに驚愕なのが厚生年金という制度。
毎月の給与明細を見ると、なんでこんなに引かれるんだよ・・・
と腹が立つ気持ちも分かりますが、そんなに引かれても仕方ないんです。
だってそれ以上に会社が払ってくれているんだから。
どんなに優れた保険商品も
どんなに優れた投資商品も
どんなに優れた不動産投資も
会社が半分支払ってくれる制度なんてこの世にはありません。
厚生年金という制度は、自分の老後のために会社が半分支援してくれるというある意味神のような制度なのです。
しかも家庭がある身なら尚更。
サラリーマンの奥様は、旦那の年金支払いだけで自分は支払わなくてもイイんです。
会社は雇用している社員とその嫁の分の半分の年金を納めてくれるのです。
当たり前のように毎月コツコツと。
こんな優遇された制度をみすみすと手放す必要はありません。
どうしても会社員はイヤだ。
やりたいことがある。
自由を謳歌したいぜ!
という人を止めるつもりはありません。
ですがフリーになって初めて気づく。
サラリーマンてどんだけ恵まれてんねん!!