二刀流のススメ 
40代で転職を決めたという人は、何かしら大きな理由があるに違いない。
- 会社の未来に失望した
- 社長の経営方針に呆れた
- 明らかに不当な給与だ
- いい加減会社倒産しそう
- 転勤に疲れた
- 定年まで勤められる会社を探したい
今の40代半ばから下の世代はいわゆるロストジェネレーション。
就職活動で苦労したんだから、売り手市場のボーナスステージでなんとか転職を成功させたいという気持ちは十分理解できます。
40代の転職を成功させるためにどうすればいいのでしょうか？
40代の転職
キレイごとでは上手くいかない
経営に対する不満から40代で会社を飛び出る人は多い。
こんなキレイごとじゃ転職は成功しない。
昔はよかった… 「会社に不満」高まる40代、転職すべき理由と成功の秘訣は？（NIKKEI STYLE） https://t.co/Up5tJPNGBH— ピカタロウ＠システムエンジニア (@piccataro) 2018年9月8日
こちらの記事では転職を成功させるための秘訣はコレだと言っています。
（1）その会社の企業理念に自分が共感できるか
（2）その会社が理念をもとに運営されているかどうか
（3）評価制度や福利厚生から従業員重視度を確認する
確かに言っていることは間違っていません。
経営理念に共感でき、評価制度や福利厚生など従業員が満足していると思われる会社を選べば成功するはずだ！
まぁその通りなんだけどさ・・・
経営理念とか評価制度にどれほどの価値があるのでしょうか？
経営理念なんてHPに書いてあったり、面接で伝えてくれたりはします。
でもね、経営理念なんて結局のところ絵空事。
机上の空論でしかないんです。
理念だけで上手くいくほど会社は甘くない。
理念通りになるほど現実は甘くない。
最終的に経営理念なんてものは、毎朝朝礼で唱和するだけのお経のような存在でしかないのです。
だって転職する前の会社だって経営理念は立派なモノだったんじゃないですか？
そんな理念通りいかないから転職を決めたんじゃないですか？
理念だとか福利厚生だとか評価制度だとか、そんなキレイごとじゃ転職は上手くいきません。
そもそもどうやって探せばイイ？
福利厚生とか評価制度とか確かに気になるかもしれませんが、転職活動をしてみればわかります。
そんなもん、どこの会社もイイことばっかり言ってくるもんです。
年間休日は何日、健康保険はなんちゃら、年に何回イベントが・・・
ただそれは転職活動の本質ではありません。
カレーでいえば福神漬け、ステーキでいえばクレソン、天丼でいえばしし唐上げくらいのもの。
転職先を決める真の理由にはなり得ないのです。
そもそも自分にあった評価制度の会社とか福利厚生の会社とかどうやって探せばいいのでしょうか？
転職活動をすると今の時代信じられないくらいオファーがやってきます。
スキルや経験にもよりますが、大人なら20社とか40社とかオファーが飛び込んでくるでしょう。
その中の全部の評価制度を確認するんですか？
評価制度がどのように運用されているか確認するのでしょうか？
そんなことしてたら、40代のオッサンはあっという間に50代になり、いつまで経っても転職先を決めることは出来ません。
それじゃ転職先はどうやって探せばいいのか？
転職先を決める秘訣は
いちおうこちらに転職先を決めるための方法は書いています。
40代で転職する場合、20代の新卒の頃とは違い経験値がついています。
だからこそ40代の転職の方が上手くいくのです。
40代で転職先を決めるために大事なコトは、軸をブラさないこと。
まずはコレが一番大事。
経験値があるということが逆に作用することもあり得ます。
頭でっかちになりすぎて、完璧な会社を求めてしまう。
そうなると負のスパイラルに入り込み、転職先を選り好みしすぎて結局どこへも行けなくなってしまう。
そうなってしまうのが一番怖いことです。
ですので、最終的に40代の転職でモノを言うのは勢いなんです！
結局勢いか・・・となるかもしれませんが、思い切りがないと転職活動は上手くいきません。
辞めようかどうしようか・・・とりあえず転職サイトに登録しておくか。
いろいろオファーが来るけど、自分が求める会社じゃないし、ちょっとスルーしちゃおう。
もっといい会社からオファーが来たら転職しようかな。
なんてぬるい転職活動が通用するのは30代までです。
40代になったら自分がコレと決めた条件の会社を必死になって探さなければ成功は掴めません。
そして、すべての条件には合致していない。
でも、この会社ならずっと働けそうだ。
今の会社では出来ないことが出来そうだ。
ここなら定年まで勤めあげることが出来そうだ。
そう感じる部分があったら迷ってはイケません。
そこがあなたが求める究極の転職先です。
最終的には勢いです！
勢いがなくなってしまったら新たな道を切り開くことなんて到底出来ません。
