転職サイトには多数の企業が登録されてますが、実際どんな会社なのか?
なかなか詳細まではわかりません。
会社のHPを見れば、なんとなく雰囲気は分かりますが、それでもどんな職種でどんな人を欲しがっているのか?
そこまで把握するのは難しいですよね。
ですが、求人のキャッチコピーを見れば、ある程度どんな会社なのか?推測できるのです。
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転職サイトのキャッチコピー
自社開発多数
自社開発多数というキャッチを使う会社は、自社開発もやってますよ!
という会社です。
だって多数って言っているだけで、自社開発だけなんて言ってないじゃん。
多数って言ってもみんな自社で開発できるわけじゃないよ。
客先に常駐して開発してもらうケースもあるよ。
って会社です。
そんなん酷くね?自社開発多数って言ったじゃん。
などと嘆いてはイケません。
今、どの会社も自社で請負開発を受注しにくい世の中になっています。
大企業はセキュリティの問題で、以前のように中小企業に開発案件を投げられない時代になっているのです。
だから自社開発もあるけど、客先常駐で開発もやってるよ。
そんな会社が大半ですので、このキャッチだけを鵜吞みにしないでください。
40歳以上積極採用
40歳以上積極採用とかおじさんをサポートします!という会社は、その通り中高年を積極的に採用する会社なのでしょうが・・・
逆に言えば若い人材を取れない会社です。
立ち上げて間もない会社とか、
会社の立地場所が若者に魅力がないとか、、
新卒採用が上手くいってないとか、、、
若い人を取れないから仕方なく中高年にシフトしている会社が多いのが実情です。
とはいえ、中高年を積極的に採用している会社は、中高年が働きやすい環境作りや制度などが充実されてますし、同世代が多いので長く働ける会社です。
40代以上には有難い会社なのは間違いありません。
定着率97%
定着率97%とか、高い数字を出して退職者が少ない、長く働いてくれる社員が多い!ということをアピールする会社は多いですね。
では、この数字のカラクリはどんな数値なのか?
大抵の会社はこのような計算式で定着率を提示してます。
(1-期間内退職数÷社員数)×100
今年辞めた人の数を引いて、前年の社員数で割ったのがこの定着率。
なので前年100人だった会社に今年6人入社した。
そのうちの3人辞めたら定着率は97%。
1000人だったら今年退職した人数は30人。
まぁ97%って結構辞めてます。
でも95%以上の定着率なら、なかなか社員が辞めない会社!と思ってイイです。
人材サービスだけしかやらないIT会社の場合、100人いても年間20人近く辞めてしまいます。
ですのでそんな会社の場合定着率は80%程度となります。
95%以上なら、まずまず辞めない会社かなという感覚で見ると参考になります。
副業OK
一概には言えませんが、副業ありを売り出す会社は、おそらく社長さんが若い会社が多いはずです。
ある程度の年齢になった社長さんは、副業という制度をあまり認めたくない傾向にあります。
ヤフオクとかメルカリとかアフィリエイトとか、そんな文化を知らずに生きてきた人たちなので、副業というと夜の商売だとか悪い印象の方が先に来るのでしょうかね?
副業OKと大々的に売り出す会社は、若い感覚を持っている会社です。
大体今の時代副業を解禁しないような会社には行く必要ありませんがね。
クラウド案件多数
クラウド案件多数とクラウドを推している会社は、クラウドを中心にビジネスをしている?
それともクラウド技術者が多数在籍している?
と思うかもしれませんが、全然そんなことは無く、普通のインフラエンジニアを採用している会社でしかありません。
だって、今の世の中クラウド案件で溢れているんですから。
AWS、Azureというフレーズは、あちこちから飛んでくるのが今のインフラ業界。
なので、ぶっちゃけどの会社もクラウド案件多数なんです。
逆にクラウド案件が出来ない会社は、時代の流れに乗れていない会社。
そんな会社の今後がとても心配です。
まとめ
キャッチコピーだけじゃ会社の本質はわかりませんが、ある程度会社の事情を推測することは可能です。
キャッチコピーはあまり鵜呑みにせず、会社の本質を面接や会社訪問で聞き取ることが転職活動を成功させる秘訣かもしれません。
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