こちらでコミュ障でも優秀なエンジニアはたくさんいますとお伝えしました。
ですがコミュ障でも優秀ならイイじゃん。
技術力が優れているのならイイじゃん。
仕事も出来ないし技術もない、さらにコミュニケーションが苦手となるともう完全に終わってる。
と思うかもしれませんが、そんなこともありません。
IT業界なら仕事がダメでもなんとかなっちゃうものなのです。
仕事が出来ないエンジニア
成長しないエンジニア
20代前半から一切成長しないエンジニアがいました。
彼の名はWくんとしておきます。
Wくんは、大学卒業後一般の会社に入社しましたが、わずか半年で退職。
理由はよくわかりませんが、おそらく周りについていけなくなったのでしょう。
その後第二新卒扱いでIT業界に転身し、エンジニアとしてのスタートを切った。
Wくんは、全く向上心もなく日本語もよく伝わらない。
まぁ若いから仕方ないか・・・と将来に期待したのだが、結局30歳を過ぎても全然成長せず20代の頃のまんまでした。
ある現場では、手順書通りにできずにクレームが入り戻されたり。
ある現場では、勤務態度が悪い、言われたことしかやらないと帰されたりとか。
ある現場では、仕事中にハナクソをほじくりそれをキーボードとかにつけるのを止めて欲しいとあり得ないクレームが入ったり。
打ち合わせの時間を忘れてたり、集合場所を間違えたり、もう子供か!といいたくなるほどのダメ人間。
通常なら20代前半で入社し、30も半ばになってくれば何かしらの役職についていてもいいのですが、とても管理職をやらせるような器ではない。
ずっとイチ作業員のままそろそろ40代に突入しようとしています。
それでも会社をクビにはなりません。
それでもずっと現場に出続け、曲がりなりにも売り上げに貢献できているのです。
仕事が適当なエンジニア
すごーく仕事が適当なシステムエンジニアがいました。
彼の名前はHさんとしておきます。
Hさんは、30歳目前でIT業界へ転身。
以前は保険屋さんで働いていたんだとか。
Hさんはとてもイケメンでパッと見仕事できそうなんですが・・・
いざ仕事やらせると全然ダメ。
資料を作らせれば間違いだらけで指摘の嵐。
作業をさせれば消しちゃいけないファイルとか勝手に削除してしまって大問題になったり。
抜いちゃいけないLANケーブル抜いちゃって大騒ぎになったり。
ファイルの管理をさせれば、これまた勝手にファイル消しちゃって大騒動になったり。
Hさんのおかげで何度上司が頭を下げに行ったことか。
でもそんなもんHさんはお構いなし。
変なプライドだけが高くミスを受け入れられないし、自分は評価が高い人間だと思っている。
ホントに質の悪いダメ人間でした。
そんなHさんはもう40代半ば。
ですが、先日会社を退職して見事収入アップの転職に成功したんだそうです。
彼の事だからあんまり年収あげちゃうと後で苦労するよ・・・とは思うのですが、そんなダメ人間でも全然普通に転職できちゃうのがIT業界。
なぜIT業界はダメ人間でも平気なのか?
IT業界はなぜそんなダメ人間でも大丈夫なのか?
仕事が簡単?
誰でも出来る仕事?
実は技術力なんて不要?
そんなことはありません。
やっぱりIT業界で活躍していくためには、技術力は必要ですし、決して簡単な仕事ではありません。
それでも大丈夫なのは、それだけIT業界に仕事があるということです。
伸び続けている業界のため、とにかく仕事だけは山ほどある。
そしてお金もある。
でも人がいない、という状況が慢性的になっているのがIT業界。
だからそんなダメ人間でもいないよりマシ。
まだ人員を確保できるだけありがたいんです。
もちろんダメ人間には、それほど難易度の高い仕事は回せません。
ですので、契約金額も安く設定されますので、ダメ人間のままでは給料は上がりません。
前述したWくんは、30代後半なのに年収300万円をちょっと超えるくらい。
それでもいい方です。
Wくんが他の業界に行ったら、おそらく給料は全然低いでしょう。
そんなWくんのような人材でも採用してくれるのがIT業界。
だから転身先を探しているのであれば、迷わずIT業界を目指すべきです。