超絶売り手市場となっている現在の転職市場。
特に人材難が深刻なIT業界は、経験豊富なシステムエンジニアであれば40代だろうが50代だろうが引く手あまたの状態です。
ですが、そんな中あえてシステムエンジニアという道を選ばず、他の資格を武器にしてジョブチェンジしたら収入アップ出来るのでしょうか?
システムエンジニアでありながら、社労士資格を持つピカタロウが実際にジョブチェンジに挑戦してみた結果を報告します。
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40代資格でジョブチェンジ
転職活動の詳細
実は転職活動は、社労士として転職できるとこないかな?なんて軽い気持ちで始めたのがキッカケでした。
長い間システムエンジニアをしてましたが、どうしても社労士の資格に挑戦したくなり資格をゲット。
ちなみに社労士って合格率6パーセントとかの難関資格ですが、短期間の学習で意外にサクッと取れるので何かいい資格ないかな?って人は絶対挑戦した方がイイです。
話はそれましたが、社労士の資格を取得したら、会社内でも社労士の仕事をしないか?
総務人事の仕事をしないか?
というオファーが来るようになったんですが、システムエンジニアとしても脂がのっていた時期だったのです。
会社としてもシステムエンジニアとして大きな売り上げを上げて利益を出してきてくれるので、そのままシステムエンジニアの仕事をさせてくれた。
せっかく取った社労士の資格をどうやって使っていこうかな?
というタイミングで上手いことコンサルの案件をいただき、社労士をサイドビジネスとして活用することに成功しました。
サイドビジネスとはいえ社労士の実務も出来るようになったので、このまま転職市場に出て見るとどれくらいの価値なのか?知りたくなりました。
すぐさま転職エージェントに登録し、社労士としてジョブチェンジしたい!と自分の意思を伝えたところ、最初の頃感触は上々でした。
大量の会社を紹介していただき、職務経歴書の書き方もアドバイスいただき、どんどん書類を提出してもらいました。
ですが・・・書類選考に通らない。。
あるエージェントでは、一部上場企業の総務部門で年収800万円以上なんて案件も紹介してもらいましたが・・・書類選考に通らない。。
なかなか書類選考に通ることが出来ず、結局面接までたどり着いたのは3か月活動して3社くらいでした。
やはり、資格を持っていること、一応実務を経験していること、管理職としての経験があることは一定の評価はもらえるのですが、総務人事部門の実務経験が圧倒的に足りていないため書類選考に通らないのです。
あるエージェントからはこう言われました。
「どうしても社労士じゃないとダメなんですか?ピカタロウさんの経歴ならITだったらいくらでもありますよ?」
総務部門の人材を欲している会社、しかも40代を求めている会社は、出来れば総務部門ベッタリでやってきた人が欲しいのです。
下町ロケットの経理部長の殿村さんのような。
結局面接をしてくれた会社も内定まではいたらず、40代でのジョブチェンジは未遂に終わってしまいました。
年収アップは可能なのか?
前述したように年収850万円という高額のオファーもありましたが、結局成立にはいたりませんでした。
中には課長代理のポジションから経験を積んでというような案件や、定年退職される総務部長の後継者としての採用という案件もありました。
ですが、その手の案件はポテンシャル採用としての要素が強いため、提示された年収もその分押さえられています。
良い会社で年収550万円からスタート、もうちょっと条件の悪い会社になると450万円くらいからというレベルまで落ちてしまいます。
40代のジョブチェンジの場合、例え資格を持っていても収入増はあまり見込めない!と考えた方がイイみたいです。
ジョブチェンジはおススメなのか?
40代からのジョブチェンジはおススメなのか?
と聞かれたら年収あげたいのならおススメではありません。
特にこんな人にはジョブチェンジはおススメしません。
- 年収をキープしたい
- 年収を上げたい
- レベルアップしたい
- スキルアップしたい
- もっと大きな会社で働きたい
つまり、今より収入上げたいとか、もっといい会社で働きたいという上に向かっていく目線で転職するのならジョブチェンジしない方がいいってことです。
ジョブチェンジすれば、当然のように今までやってきた積み上げてきた経歴がクリアされてしまい、ゼロに近い状態からのスタートとなってしまいます。
ですので例え資格を持っていても、高待遇をゲットすることはかなり困難なのです。
ですが、40代から先を2度目の人生と考え、全く違うことに挑戦してみたい!
好きなことをやって生きていきたい!
というのであれば、ジョブチェンジという選択肢は全然ありです。
今までずっとシステムの仕事をしてきたけど、40代からもっと気楽な仕事をしたい。
収入よりも家族との時間や自分の趣味の時間を有効的に使いたい。
そんな新しい道への好奇心からくる転職であれば、ジョブチェンジしちゃった方がいいかもしれません。
まとめ
転職って収入を上げる、大きな会社へ行く、これだけが成功ではありません。
長く働ける安住の地を見つけた。
楽しくて楽しくて仕方がない仕事を見つけた。
やっと好きなことが仕事になった。
こんな気持ちになれたのであれば、転職活動は成功なのです。
ジョブチェンジをしたいのであれば、自分が転職先でどんな仕事をしたいのか?
転職に何を求めているのか?
もう一度ゆっくりと考えてから決断してみて下さい。
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