派遣システムエンジニアの給料は安い。
Pepper君のリース料よりも安いんだそうだw
— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2018年11月14日
あんなAIもどきのロボットよりも安いなんてそりゃ悲しすぎるわなw
なんで派遣システムエンジニアの給料は安いのか?
その理由と引き上げる方法を語ってみる。
なぜ派遣システムエンジニアの給料は安いのか?
派遣システムエンジニアの給料が安い理由は以下の3つです。
- 商流が深い
- スキルアップさせてくれない
- マージン率が低い
どれか1つでも給料が安くなるのに、3つコンプリートしている会社だとマジ最悪ですね。
商流が深い
「商流が深い」という言葉が正しいのかどうかは置いておき、早い話がエンドの客先との契約の間に何社挟まっているか?ということ。
Amazonとか100円均一が安い理由と同じで、仲卸業者がどれだけ入っているか?で値段は大きく変わります。
いかに自分の会社が大手のエンドと直請けで仕事を取れるか?
これに係っているんです。
2次請け、3次請けならまだしも、5次請けとか6次請けとかになってしまうと、もう元がいくらなんだかわからなくなってしまいます。
いや5次請けとか6次請けはさすがに無いでしょ?
と思っているかもしれませんが、IT系の客先常駐型でも普通にあるものです。
実はエンドだと思っていた会社が、大手の子会社ということはあり、その時点で2次請け、その子会社の下の会社にパートナーで入れば3次請け。
実は3次請けかと思っていたら、その下に2社館でいて5次請けなんて普通にあるんです。
一社噛むごとに当然抜かれていきますので、エンドが80万円で発注しているのに最後の請け先が貰える金額は50万円なんてことがあり得る世界です。
50万円で請けているのであれば、当然給料は30万円も出せません。
【対策】
自分の会社の商流が深くなってしまう理由はいくつかあるんです。
- 会社が小さい
- 創立間もない会社
- 会社の業績が悪い
- 営業がだらしない
1と2は仕方ない部分があるんですが、3と4は明らかに会社の怠慢です。
結構会社の規模は大きいのに、直請け案件が少ない会社は業績が悪い、つまりは財務諸表の数字が悪い可能性が高い。
営業がダメな会社も商流が深くなりがちです。
目先の取引で満足しちゃうから、もっと利益を上げようという姿勢がない。
だから給料も上がらないんです。
そんな会社はとっととおさらばした方がイイです。
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スキルアップさせてくれない会社
派遣システムエンジニアの値段は、スキルと経験で跳ね上がります。
スキルもない、経験もないシステムエンジニアの値段は当然低いまま。
ですのでスキルアップできない現場ばかりに配属させられる会社は、ずっと給料が安いままです。
なぜ会社はスキルアップさせてくれないのか?
それは会社にビジョンとか育成とかの概念がないんです。
とりあえず目先のお金、売り上げが欲しいから、業界未経験者でもなんでもいいから入社させる。
入社させたはいいが受け入れてくれる会社がない。
仕方ないからコールセンターとかデータセンターのアテンド業務とか、24時間365日体制の監視オペレータとか、ITのギリギリ端っこみたいな案件しか取ってこない。
手っ取り早く金になる案件に放り込み、数年間寝かし続ける。
いい加減そろそろ違う現場に行かせるかなぁ、と思った頃には底辺の現場で塩漬けになりスッカリ売り物にならなくなっているんです。
そんな派遣会社に入れば、ずっと給料は安いままで当たり前。
【対策】
そんな会社に行かないようにするためには、まず面接の際にいろいろ聞いてみるべき。
どんな仕事をするのか?
どんなスキルパスを描くのか?
どんな成長のカーブを描くのか?
会社のビジョンとか社員の成長曲線とか語れない会社は、すぐにおさらばするべきです。
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マージン率が低い
派遣マージン率は、会社がどれだけ契約金から抜いているか?
悪い言葉だとピンハネしてるか?という数字。
エンドとは70万円で契約していても、マージン率が60%とかなってしまうと給料は28万円。
これは明らかに派遣会社がブン取りすぎです。
新入社員の頃は、これくらい取られてしまうのは仕方ないんですが、ある程度経験を重ねて、年齢を重ねてもマージン率が変わらない会社だとこれまた給料は低いまま。
【対策】
今では労働者派遣法で、派遣マージン率の公表は義務付けられています。
大手の派遣会社のホームページには、派遣マージン率が公開されていますので確認してみましょう。
さらに最近では、このマージン率の高さを売りにしている会社も多くなっています。
働けば働いただけ!稼げば稼ぐだけ報われるという報酬制度の会社です。
もちろんこの手の会社は、高額の案件に入れなければそれだけ給料も下がるんですが、リターンが大きいので魅力があるのは間違いありません。
もしくは、もっと大きく稼ぎたい!というのであれば、フリーランスエンジニアという転身もありです。
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