これから年末、年初、年度末に向けて多く開催されるのが転職フェア。
電車の吊り広告やWEBサイトの広告で見かけて「ちょっと行ってみようかな?」という人も多いのではないでしょうか?
でもね、転職フェアって情報収集目的で行ってもあまり成果は期待できませんよ。
なぜ転職フェアは情報収集には向いてないのか?
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転職フェアで情報収集しても意味ないのか?
転職フェアが開催される時期
転職フェアはオールシーズン開催されていますが、フェアが集中するのは10月から3月までの期間です。
なぜこの期間にフェアが集中するのか?
当然ですが人材が動く季節だからです。
10月から12月のフェアに参加する人は、出来れば年内にはメドをつけておきたい。
1月から3月のフェアに参加する人は、区切りのイイ4月から新しい仕事を始めたい。
そんな思いが交錯し、この時期は転職市場が活発になる時期なんです。
そこに各転職紹介会社がフェアをぶつけ、人を欲しがる企業、新しい道を欲しがる転職者のニーズにこたえる訳です。
この時期の転職フェアは、転職者にとっても企業側に取ってもWin-Winなんです。
転職フェアに出展している企業の考え
転職フェアに出展している企業は、当然のことながら転職市場で移籍先を求め揺れている人材のハートに訴えかけて自社に引き込むために出展しています。
転職サイトでは、メールやダイレクトメッセージなどで転職者に訴えかけることが出来ますが、直接転職者の懐に入り込むことは出来ません。
ですが、転職フェアであれば、企業側は直接転職者と対話をすることが出来るのです。
特に転職フェアの場合は、大抵多くの転職志望者は有名な大企業のブースへと引き込まれて行ってしまいます。
名の知れていない中小企業は、そんな大企業のブースからあぶれてくるおこぼれを何とかモノにしようと待ち構えているんです。
ブースを出展するのも当然ながら無料ではありません。
無料どころか、そこそこお高めの金額を支払う必要があるんです。
企業側からすれば、転職フェアはガチンコの本気の勝負の場なのです。
だから、情報収集なんで・・・という軽い気持ちの入場者には時間をかけたくない。
本気で転職を考えている。
本気で仕事を探している。
そんな人しか興味がないんです。
つまり、情報収集目的の入場者なんて本気で相手にされません。
いろんなブースを回ったところで、各企業のパンフレットを収集して終わりです。
アンケートに答えるとAmazonのチケットが貰えるところもありますが、そんなもののためにわざわざ出向くほどの価値はないんです。
ですので、情報収集で転職フェアに行ってもあまり有益な情報は得られないと思います。
転職フェアの利用方法
転職フェアに行けば、今まで出会えなかった会社に会うこともできますし、普段なら書類選考に通らないような大企業の採用担当者と会えることもできます。
ですので、あくまでも情報収集目的というのであれば、自分が欲している情報のターゲットを絞るべきです。
自分が欲している転職理由に合致している企業はあるのか?
これを明確にしないと前述したとおり単なるパンフレット収集で終わってしまいます。
- 目標の収入を提示してくれるのか?
- 新しい言語で開発できるか?
- 希望の勤務地で仕事が出来るのか?
- 海外で仕事したい思いを叶えてくれるのか?
- UIターンは可能なのか?
- 転職回数の多さは気にしないのか?
- スキルチェンジを叶えてくれるのか?
- リーダーとして育成してくれるのか?
具体的な転職の目的を各企業のブースでぶつけてみる事です。
そうすれば各企業の本音を聞き出すことが出来ますので、情報収集としても価値のある場となってきます。
ただどんな会社があるのかな?
今の自分の価値はどれくだいだろ?
なんて軽い気持ちで参加しても時間の無駄になるだけですよ。
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