年収を100万円以上一気に引き上げるには転職するしかありません。
普通の会社の昇給額って月額1万円も上がったらいい方。
なのでサラリーマンの年収は毎年10万円も上がらないんです。
だから100万円一つの会社で引き上げるためには、10年以上かかっちゃう。
ベースの年収を引き上げたい!
一気に収入を伸ばしたい!
という人は、転職するのが手っ取り早い。
でもね、いくら売り手市場とはいっても100万円以上年収をアップさせるのはなかなか難しい。
ですが、転職先の選び方次第で100万円以上の転職アップだって十分狙えるんです!
年収を一気に120万円アップさせる転職方法
転職者の年収を決めるもの
転職者の年収を決めるものって何だかご存知でしょうか?
本人のキャリア、スキル、実績をもとに年収を決めるのは当たり前ですが、転職者の言い値で年収を決めるわけにはいきません。
希望年収は500万円です!
はい500万円ですね!了解しました!
とはなりませんよね。
それは会社側に社員の給与を決める賃金テーブルというものが存在するからです。
新卒で入社したらいくら。
3年経過したらいくら。
主任に昇格したらいくら。
課長に昇格したらいくら。
10年経過したけど管理職にならない人はいくら。
このような昇給の仕組みを作っておかないと会社内の秩序が保てないんですね。
ですので、多くの企業はこの賃金テーブルに転職者を無理やりはめ込むんです。
経験年数3年目でスキルはこの程度かぁ、で希望年収は400万円。
となるとうちの会社なら主任クラスの収入だな。
うちの会社なら主任になるには5年くらい経験が必要だけど、この人なら主任クラスの活躍は期待できるかな。
よし、主任待遇で条件提示してみよう。
てな感じです。
ですので、転職者が法外な希望年収を希望しても、会社の賃金テーブルと乖離してしまう秩序が保てない年収は提示できないんです。
だから普通に転職しようとしても100万円以上の年収アップはなかなか期待できません。
狙い目はスタートアップ企業
100万円以上の年収アップを狙うなら、賃金テーブルが確立していない会社を狙うべきなんです。
会社を立ち上げたばかりのスタートアップ企業ならば、年収100万アップの絶好のターゲットになるのです。
立ち上げたばかりの会社は、とにかく人材難です。
社員数も数名しかいないから求人募集をかけてもほとんど反応がありません。
たまに応募が来ても60歳以上の人とか全くの業界未経験者とか。
ですので、ちょっとでも経験があるという人は喉から手が出るほど欲しい。
さらに有難いのは、まだ立ち上がったばかりの会社なので、当然賃金テーブルもないし、会社内のバランスを気にする必要もない。
だからちょっとくらいふっかけても新規オープンサービス価格で応じてくれるんです。
スタートアップ社員にしか配布しないプラチナチケットをゲットすることが出来るんですね。
実際、筆者もIT業界経験3年、年齢33歳という条件にも関わらず、年収330万円から450万円と一気に120万円引き上げることに成功しました。
まさしくスタートアップ特権です。
もちろんスタートアップ企業は、その先軌道に乗るかどうか不安要素が多い面もありますが、一度ベースアップした賃金はその後の転職で下がることはまずあり得ません。
現在の年収は400万円となれば転職時にその額を下回る提示をする会社はないでしょう。
とにかく今の年収を引き上げたい!
一気にベースアップしたい!
という人は、エージェントと相談しながらスタートアップしたばかりの会社を探してもらうとイイでしょう。