フリーランスエンジニアは収入も上がるし自由度が増すというメリットがありますが、生活の安定には常に不安を感じるようになるでしょう。
今のままの収入をキープできればいいけど、いつまで維持できるのか?
来月このプロジェクトが終わったらどうしよう・・・
孤独だし不安を感じ始めたら止まらなくなってしまうこともあるでしょう。
どうすればフリーランスエンジニアは安定した収入を得ることが出来るのでしょうか?
フリーランスエンジニアが生活を安定させるためには?
安定して高収入が期待できる事業部
フリーランスエンジニアが安定して高い収入を維持したいのであれば、単発の案件を渡り歩くよりも長期で安定した案件に参画すべきです。
ただ、当初は長期案件という話で参画したのに、プロジェクトが収縮して終わっちゃったというのはよくある話。
なぜ長期のはずの案件が終わっちゃうのか?
いろいろと事情はあるのでしょうが、ぶっちゃければ事業部自体の資金力が脆弱だからなんですね。
案件ってどうしても波があります。
大規模案件を受注できる時もあれば、取れない時もある。
そんな時、資金力のない事業部は要員を確保し続けることが出来ないため、利益を確保するためにやむなくエンジニアをリリースするしかないんです。
社会の景気というよりも事業部内のお財布事情で確保できる要員の数が揺れ動いてしまうのです。
ですが、そんなのお構いなしに人を確保できる資金力豊富な事業部があるのです。
それは金融事業部です。
金融系のシステム事業部は、とにかく資金力が豊富です。
そもそもお金を持っている金融会社に対してシステムを売って稼いでいるんですから、当然ながらお金もイッパイ持っているんですね。
なので、金融系の案件に食い込めば長期で安定して、しかも高収入という最高の条件を勝ち取ることが出来るのです。
私の知人で金融系の事業部の案件に参画しているオッサンがいますが、すでに15年以上同じ仕事をやり続けています。
ただ、金融系はセキュリティとかいろいろと制約もうるさいし、年末年始の休みは少ないし、土日夜間の対応も多いのが特徴です。
そんな制約が気にならないという人は、絶対に金融系の事業部案件に食い込むべきです。
安定感が群を抜いていますので。
中小企業という選択肢
それほど高収入でなくてもいい。
出来るだけ長く契約してほしい!というのであれば、中小企業のプロジェクトに参画するというのも一つの選択肢です。
大企業のプロジェクトは、どんなに優秀な人でも、プロジェクトの切れ目が出てしまえば一旦要員をリセットしなければいけません。
ですが、中小企業の場合はとにかく人を確保することがとても難しい。
だから一度確保した、しかも優秀なエンジニアであれば、例え案件の切れ目が出来ようがなんとか工数を割り当てるように画策してくれるのです。
もちろん中小企業の案件になってしまうと、直請けではなく2次、3次と商流は下がってしまいますが、高収入よりも安定を求めるのであればそれほど気になりません。
中小企業は、個人事業主だろうが、ちょっと高齢だろうが気にせず使ってもらえますので、大企業だけじゃない選択肢のコマとして考えておくと気が楽になりますよ。