転職先がどうしても決まらないという人の中に、完璧な会社を求めてしまっている人がいます。
もう30代後半だし、これが最後の転職にしたいし・・・
そんな気持ちは理解できますが、世の中に完璧な会社なんて存在しません。
自分の条件に完璧にマッチした、さらに企業規模も将来背もまさに完璧。
そんな会社そもそもありませんから。
完璧な転職先を探すという事は、見た目もスタイルも完璧な新垣結衣さんのような結婚相手を探しているようなモノです。
そんなん無理!ここから転職はスタートしなければイケません。
転職先の決め方
完璧を求めていはイケない
先日お会いした人は、じっくりと転職活動を続けている人なのですが・・・
じっくり過ぎて転職活動開始から、すでに1年以上が経過しているそうです。
その方は、とにかく自分の条件に完全にマッチし、仕事内容も完全にマッチしないと転職しない!
という思いのようで、面接に行くときも会社から決められた面接回数を超えて、何度も会社に足を運び会社の様子や疑問点を聞き出していっているんだそうです。
そりゃ1年たっても転職先決まらないわな。
その方はおそらくこのまま転職活動を続け、結局転職先が決まらず今の会社に残ることになるでしょう。
結婚相手を見つける時も同じこと。
自分の条件に完璧にマッチした女性なんてこの世の中に存在しません。
そんなありもしないものを求め続けるから、ずっと結婚できずに終わってしまうのです。
転職先探しには、ある程度の諦めも絶対に必要な要素なのです。
まずはいくつか回ってみる
会社をいくつも回るのは悪いことではありません。
転職サイトに登録しただけじゃ会社の本質は見えてきませんので、まずはいくつかの会社を回ってみましょう。
実際に会社のオフィスに足を運び、採用担当者とじっくりと話をして、会社の業績や労働環境をチェックすることはとても大事です。
さらに会社を回る時には、異なった規模の会社を見てみるといいでしょう。
大企業、中堅企業、中小企業、零細企業。
それぞれの規模の会社でそれぞれの働き方がある。
そして、どの規模の会社に自分のスキルがマッチしているのか?
どの規模の会社で求められる人材なのか?
どんな立ち位置を求められているのか?
この辺りを実際に肌で感じてみて、ターゲットを絞り込んでいくといいでしょう。
自分には絶対に大企業は合わない。
とはいえ、零細企業では将来が不安だ。
よし、中小企業にターゲットを絞ってみよう!
中小企業の中でも、できれば将来的に幹部クラスになれる立ち位置の会社を探そう。
大企業だと頑張っても課長どまりだけど、中小なら部長いや役員にだってなれる。
そんな経営層への夢を見られる会社に転職しよう!
ここまで絞り込めた。
ターゲットを絞ったら・・
あとは大事なのは勢いだけです。
勢いって・・・
そんなノリだけで転職先を決めていいのかよ。
自分の人生が決まるのに、勢いで決めちゃっていいのかよ。
と思うかもしれませんが、すべてにおいて最終的に自分の行き先を決めるのは勢いしかありません。
結婚相手を探すのも、家を買うのも同じです。
決断する時、最後は勢いをつけないと何も前に進まないんです。
婚姻届けに判を押すときも勢い。
住宅ローンに判を押すときも勢い。
退職届を出す時も勢い。
転職先を決める時も勢いが必要なのです。
大事な決断だからって悩みすぎてしまったら絶対に決められなんです。
転職活動に適切な期間は?
転職活動は、長くても1年間と考えるべきです。
できれば半年くらいがベストでしょう。
転職活動ってものすごいパワーが必要です。
1年以上も会社探しをしてしまうと、もはや何でもよくなってしまい結局モトサヤがが一番だ!ってなんてしまうものです。
会社なんて星の数ほどあるんだから・・・時間をかければそれだけ悩みが深くなるだけです。
転職活動を始めるときは、必ずエンドのスケジュールだけは自分なりに決めておきましょう。
今年の3月までには転職先を決める!
最終的なゴールが定まっていないとズルズルと先延ばしになり好機を逃してしまうことになるかもしれません。