今はIT業界未経験者でも正社員採用のハードルが下がっています。
20代であれば全くの未経験でも十分正社員採用されますし、35歳くらいまでなら技術力や知識力次第で正社員採用も可能な時代になっています。
ただ、ITエンジニアとして未経験なのは事実。
未経験を取るからには会社側もそれなりのリスクがつきまといます。
だからこそ未経験者にはコレだけは持っていて欲しい!
そんな条件を面接の場で見つけ出します。
IT業界未経験者に会社側が求めるモノとは何なのか?
ITエンジニア未経験者に求めるモノ
コミュニケーション能力
ITエンジニアとして未経験でもコミュニケーション能力が高ければ採用の確率は高まります。
ITのエンジニアはどちらかというとコミュニケーションが苦手な人が多い。
でも、知識と経験と技術があれば少々コミュ力が足りないエンジニアでも転職市場で高い評価を受けることが出来ます。
ですが、未経験者の場合、さらにコミュ力が低いとなってしまうと採用側は尻込みしてしまいます。
経験がないのならせめてコミュニケーションだけは人並みに出来る人がイイ。
そうでないと教えることも出来ないし、客先に提案することも出来ません。
逆に言えば技術なんてなくてもコミュニケーションだけは自信がある!という人は、全然ITエンジニアとして転身できるということです。
やる気・向上心
未経験者には「やる気」と「向上心」は欠かせないキーワードです。
仮に20代後半の未経験者を採用したとします。
20代後半なら全然平気と言えば平気なんですが、新卒から入ってきたエンジニアに比べれば経験値が5年以上も違ってきます。
5年間システムエンジニアとしてバリバリやってきた人たちと同じ位置に並ばないといけないんです。
だからこそ業界未経験で入ってくる人は、それなりの気合がないとついていけません。
常に前に進む、常に上を目指す気持ちがある人、そんな人じゃないと落ちこぼれるのがわかっているから、面接の場でネガティブな心が見えると採用が見送られることもあるでしょう。
素直な気持ち
何より大事なのは素直さです。
実力がなくても素直な人は伸びしろが高い。
素直に人の話を聞いて、素直に人の指示に従い、素直に教えたことを学ぶ気持ちがある人が、とても使い勝手のいい人となります。
業界未経験だからこそ素直さがないとこの先続けていくのは難しくなってしまいます。
採用面接では、素直に言葉を返す。
出来ないことは出来ない、経験のないことは経験がない。
聞かれたことに素直に回答出来る人は、採用面接でも高い評価になるはずです。
まとめ
業界未経験者でも、コミュ力、やる気、素直さ、この3つがしっかりと揃っていれば、ある程度年齢制限を超えていても転職は可能になってきます。
どうしてもITエンジニアになりたい!という気持ちを伝えられるように面接のトレーニングは十分積んでおきましょう。