転職活動を進めるとたまにすごく迷う時がありませんか?
仕事内容も勤務場所もポジションも申し分ないんだけど・・・
条件提示された金額が今の会社と変わらない。
それじゃ転職する意味ないよなぁ。。。
でもそんなことありません。
提示された年収だけでは見えない得する部分が多いのなら積極的に転職すべきです。
得する会社の選び方
健康保険組合
もし今所属している会社の健康保険が協会けんぽで、転職先が組合健保なら絶対組合健保の方がお得です。
協会けんぽとは以前は政府管掌健保でしたが、今は健康保険協会が運営している健康保険です。
まぁ早い話が国で運営している健康保険と思ってください。
逆に組合健保というのは、大企業が単独で運営していたり、同じような業種が集まり運営していたりする健康保険です。
この組合健保はいろいろと協会けんぽより優遇されています。
毎月の保険料の利率が低く設定されていますので、同じ給料なら協会けんぽより手取りが多くなります。
各種福利厚生面も充実しているので、組合によっては旅行とかテニスとかゴルフとか格安で利用することができます。
健康診断も充実していて無料で人間ドックを受けられる組合もあるようです。
その他にも配偶者の健康保険が無料になったり、予防接種の補助が降りたり健康保険組合に代わるだけでも転職する意義ありなのです。
ただ健康保険組合ってどこも運営が厳しいので、いつ協会けんぽになるかわかりませんが、そのリスクを考慮してもお得なのは間違いありません。
退職金
給与面が変わらなくても会社が退職金制度採用し毎月積み立ててくれているのなら、これも大きなメリットです。
多くの中小企業は退職金制度を導入する余裕がないため、確定拠出年金など自分で加入するしかありません。
給与から引き落とされて積み立てる形式の退職金ではなく、会社側が積み立ててくれている退職金制度は、自分の懐は一切痛まず会社が善意で積み立ててくれているもの。
実は大手でも退職金制度を採用していない会社もありますので、転職時に退職金があるか?ないか?はしっかりと確認しておきましょう。
手当がなくなる会社
給与になんちゃら手当てがイッパイついている会社は危険です。
以前所属していた会社は、実家暮らしでない社員には住宅手当が支給されていたのですが、住宅手当には時限があったのです。
就業規則に住宅手当は支給から10年とすると記載されているんですね。
なので、10年たつと自然と毎月数万円給料が減るということ。
これって受け入れることはできません。
手当も含めて収入として計算してますので、時限なんかつけられたらたまったもんじゃない。
自分の会社の手当てをキッチリと確認し、転職先でもそんな手当てがないか聞いておきましょう。
あとで悲しい思いをしますので。
賞与が出ない
応募内容には賞与ありと書いているはずなのに、実際は決算賞与というケースもあります。
決算賞与というのは、決算時に利益がイッパイ出たらその分還元しますよ!という制度。
ですので、業績が悪ければ決算賞与は支給されません。
実際10年以上賞与が出なかった会社を知ってますので、そんな不安定なモノに期待はできません。
収入を安定させるためには、賞与よりも年俸制の方が固いです。
今の会社は賞与が安定して支給されない!というのであれば、賞与を考慮しない会社を選びましょう。
まとめ
年収という数字だけに踊らされてはイケません。
年収は変わらないけど手取りは増えるケースはあるのです。
年収はスライドで、手取りはアップ、さらに会社での待遇もよくなるのなら、その会社絶対転職先としておススメです。