学校に通うことが出来ない不登校に悩んでいるご両親は多いと思います。
少子化が進み児童数は減っている世の中なのに、不登校の数はその数に反比例するようにここ数年毎年増えているんだそうです。
今の時代無理して学校行かせる必要ないよね。
不登校が過去最多、5年連続増加の原因とは ~現場関係者から背景を紐解く~(石井志昂) – Y!ニュース https://t.co/vAxn8nU16f— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年2月2日
不登校の悩みは、当事者にしか理解できないのかもしれませんが、今の時代学校が合わないのなら無理して通学する必要はないんじゃないでしょうか?
不登校の悩み
学校に行けない子供
実際、私の知人もお子さん(男の子)が不登校で悩んでいます。
そのお子さんがまともに学校に通学することが出来たのは、小学校1年生の2学期くらいまで。
その後は、休みがちになり、2年生になると約半分は欠席するようになってしまった。
心配になり医者に診てもらったところ発達障害という診断を受けたんだそうです。
発達障害には、自閉症スペクトラム、ADHD、学習障害などいくつかのパターンに分かれるそうですが、彼の場合は自閉症スペクトラム。
人とのコミュニケーションが難しいため、学校での集団生活が耐えられないんだそうです。
友達と遊んだり、運動会に参加したり、学校の発表会でダンスを披露したり、一見活発で何の問題もないように見えますが、毎日学校に通いみんなと同じ時間を過ごすという簡単に思える行動が、彼にとっては大きな苦痛を伴う行動。
だからほとんど学校に通うことが出来ず、もうすぐ卒業を迎えようとしています。
彼は小学校5、6年はほとんど学校へ行くことはなかったのに、既定路線に乗り地元の中学校へ進学する予定なんだそうです。
彼の父親はどうせ中学校へ行っても通学できないことはわかっているのに、それ以外の選択肢を与えるつもりはないんだとか。
学校という制度に合わない。
どうしても集団生活は出来ない。
というのであれば、今の時代無理して学校に通わせなくても生きていく術はあるんじゃないでしょうか?
プログラミングを学んでほしい
長年IT業界で働いていますが、この業界にはクセが強い人が山のようにいます。
コミュニケーションが苦手で人間関係が苦手。
空気を読んだり、上司にへーこらしたり、みんなに挨拶したり、部下を育成したり。
そんな全部出来ないクセの強い人たちが、バリバリと活躍できるのがIT業界なんです。
不登校の種類にもよりますが、友人や先生とのコミュニケーションがどうしても苦手で、集団生活が難しいというのであれば、無理やり学校に行かせても意味はない。
それよりも、子供が一人でも生きていける能力を身に着けさせてあげること。
コレが何よりも大事なんじゃないか?と個人的にはそう思っています。
それには、プログラミングというスキルが最適なんじゃないでしょうか?
IT業界は、これから先数十年確実に伸びていく、需要の高い産業です。
プログラミングのスキルさえ身に着けておけば、数十年後も仕事にあぶれることはないでしょう。
そして、プログラミングが出来れば、人と直接触れ合うことが難しくても仕事をして、収入を得ることも出来るのです。
プログラミングのスキルさえあれば、学歴なんてなくても、いくらでも活躍の場は広がっています。
ずっと家に引きこもりで仕事をさせることはありません。
まずは、あまり人と接しない小さな会社からキャリアをスタートさせ、徐々に社会に慣れていってもイイでしょう。
それでもやっぱり集団生活が苦手と気付いたのなら、フリーランスエンジニアとして活動する道を選べばイイ。
プログラミングのスキルが子供の未来を照らし出すことも出来るはずです。
不登校というのは、非常に難しい問題ではありますが、子供が自立するための一つの手段としてITのスキル習得が役立つのであれば、この業界に属する人間として嬉しく思います。