ウチの経営層は間違ってる!
社長の考えじゃこの会社の未来はない!
経営層が腐っているから会社が成長しないんだ!
こんな思いを描いているサラリーマンは多いと思います。
でもね、経営陣に文句がある、不満がるのなら会社を辞めても意味なしです。
そんな思いで転職するのなら今の会社に居続けた方がいいですよ。
経営層が間違っていると思う人は転職に向かない
ウチの経営層は腐ってる
いつまでたっても会社の経営は右肩上がりに伸びていくことなく、ここ数年足踏みを続けている。
そんな時、経営層に文句を言いたくなる気持ちもわかります。
もっと新しいジャンルに進出すべきだ!
無駄なコストをカットしろ!
オレならこうする!
という思いがあるのでしょう。
ですが、いかに会社は成長できないにしても会社は倒産せず生き残っている。
社員の給料は下げられることなく維持できている。
のであれば、経営が間違っているわけではありません。
市場の中の立ち位置なのか、企業の規模なのか、事業の内容なのか・・・
原因はいろいろあると思われますが、生きてはいるけど成長路線に乗れない。
そんなのは、企業が長く生きていくうえで避けて通れない道なのです。
右肩上がりで常に増収増益を続けられる会社なんてあり得ません。
紆余曲折を経て試行錯誤を繰り返し、企業は生き延びていき、少しずつ成長曲線を歩んでいくのです。
そんな会社を経営し社員の生活を支えている社長及び経営陣は決して間違ってはいません。
間違っているのは、経営陣が腐っていると考える自分なのです。
なぜ経営陣に不満がある人は転職に向かないのか?
それは、常に自分の考えが正しいと思う傾向の人だからです。
間違っているのはオレじゃない。
経営陣のやり方が間違っているんだ!
と思う人が、会社に見切りをつけて転職したところで、結局同じことです。
次の会社でも経営陣に不満を感じ、上司のやり方に不満を感じ、結局会社に馴染むことができず会社を去るしかなくなっていくのです。
経営に文句をつけるのであれば自分が経営すればいい。
つまり、経営に文句があるような人は会社員として向いてない人ということです。
会社員として生きていくためには?
仮に会社の経営や運営方法に不満があったとしても、それに文句を言って吠え続けても何の得もありません。
むしろ損するだけ。
ウチの経営陣は・・・なんて言っている人は、そもそも自分で起業するような根性なんてありません。
だからこそ、文句があってもそれは同僚が集まるお酒の席で止めるべきです。
経営層や上司に文句を言ったり、ましてやSNSなどに投稿するなんて行動は愚の骨頂です。
会社勤めをする以上誰だって多少の不満はあります。
そんな不満をぶちまけるのは、同じレベルの同僚たち。
不満をお酒と一緒にぶちまけることができるのはサラリーマンの特権です。
会社員として生きていくためには、経営側に不満があっても諦めることです。
だってどこの会社行っても経営陣に不満がないなんてあり得ないですからね。
ただ、当然会社が先細りで成長どころか衰退していて未来がヤバ過ぎる!
のであれば、迅速に転職活動を始めましょう。