IT業界に入って憧れ(そうでもないか?)の開発エンジニア、開発プログラマになった。
けど自分が思い描いていた理想とは全然違う。
地味な設計書つくりと、地道なテスト、コーディングとデバッグを繰り返す日々。
自分が思い描いていた世界ってこんなんだったのかな?
なんかオレ・・・プログラマ向いてないかも?
思い切ってインフラエンジニアにスキルチェンジしようかな?
そう考える人は意外なほど多いんですね。
開発エンジニアからインフラエンジニアになると幸せになれるのでしょうか?
目次
インフラエンジニアへのスキルチェンジ
インフラへとスキルチェンジした人の理由
プログラマからインフラエンジニアにチェンジした人は私の周りにイッパイいます。
組み込み系のC言語のプログラマからチェンジした人。
WEB系のプログラマからチェンジした人。
COBOLのプログラマからチェンジした人。
チェンジした人の理由は人それぞれです。
- 会社の指示でチェンジした人
- 開発が向いてないと思った人
- 激務に疲れた人
- 未来がないと感じた人
- 元々インフラの方に興味があった人
みなさんそれぞれの理由でインフラエンジニアへとチェンジしていますが、とくに開発に未練はなく楽しそうに仕事はしています。
インフラは誰でもチェンジできるの?
開発の現場でもサーバ構築くらいはしますよね?
VMwareでLinuxサーバを立てたり、DBを構築したり。
サーバのコマンド、構築の基礎知識があれば、インフラエンジニアへとスキルチェンジすることはそれほど難しいことではありません。
ただ、開発エンジニアがどうしても馴染めないのがネットワーク。
ファイアウォールとかL3スイッチとかLBとかになると、いきなり面倒くせぇ、と感じる人が多いみたいです。
開発の下地があるからサーバとDBまでは許容できるんですが、ネットワークは人任せにしたい。
ですので、開発からインフラに移行したいのならネットワークの基礎知識くらいは学んでおいた方がイイです。
インフラの仕事の方が給料イイの?
これはどうでしょうかね?
今インフラエンジニアの需要は多くなっていますが、それでもまだ開発系のエンジニアの方が単価は高いかもしれません。
JAVA経験10年ともなれば100万円ちかい単価がつくこともありますし、Python、PHPエンジニアなども軒並み高単価。
インフラの場合、Oracleのスペシャリスト、CCIEクラスのネットワークのスペシャリスト、クラウドのスペシャリストでようやく100万円が狙えるクラスですので、高給を狙うのであれば開発を続けた方がイイかもしれません。
インフラの仕事の方が楽なの?
インフラの仕事が楽なのか?と聞かれればそんなことはないです。
開発の仕事って残業が多く帰れないというイメージもありますが、今は働き方改革も進んでいますのでそんな激務な現場もそうはありません。
逆に言えばインフラの仕事も激務の時はいくらでもあります。
以前担当していたプロジェクトでは、毎晩宿泊しているエンジニアもいましたし、月の稼働が300時間に近づいていたこともありました。
インフラの方が楽に見えるというのは、完全な錯覚ですので誤解しない方がいいです。
インフラへチェンジできる年齢は?
転職を契機にチェンジというのであれば、35歳が限界です。
開発の仕事もインフラのスキルに考慮してもらえますが、スキルチェンジするということはこれまで積み上げた実績がほぼゼロになるということですので。
転職ではなく、今の会社に残りながらというのであれば、特に年齢に限界はありません。
実際に50歳を過ぎてから開発エンジニア→インフラエンジニアという道をたどった人もいます。
そのエンジニアは、60歳間近ですが普通にバリバリと働いています。
開発が向いてないと思ったら
開発が向いてないな・・・と思ったら思い切ってスキルチェンジした方が幸せかもしれません。
前述したようにインフラの方が楽な訳でもありませんし、インフラの方が簡単な訳でもありません。
ですが、開発のようにいつも納期に追われて、いつもパソコンを睨みつけて仕事するのに疲れたというのであれば、インフラエンジニアの方が向いているのかもしれません。
インフラエンジニアはデータセンターに行ったり、ケーブルを引き回したりというような気分転換できる仕事もあります。
監視とか保守のような気楽な仕事もありますので、開発に行き詰った人の癒しにはなるかもしれません。
インフラエンジニアの需要もドンドン増えていますし将来性も抜群です。
開発はもういいや!と思ったらインフラエンジニアの求人にエントリーしてみるべきです!