男は夢を見る生き物だ!
ミュージシャンになりたい!
俳優になりたい!
芸人になりたい!
レーサーになりたい!
そんな夢を追い続けている若者はイッパイいる。
いや、若者をとうに通り過ぎ、オッサンになっても夢を追い続けている奴もいる。
しかし、夢をかなえてメジャーな舞台に立てるのは、ほんの一握りというのが現実。
多くの男はどこかで夢を諦めなければならない。
一体男は何歳まで夢を追いかけても許されるのだろうか?
男が夢を諦める限界点
夢を追う若者
かつて夢だけを食って生きているバクだらけのような職場に居たことがあった。
ロスジェネ世代で就職に失敗したオレは、芸人という道を目指すことで現実から逃げようとした。
ただ就職活動に失敗しただけなのに、いやオレには本気でやりたいことがある。
だから就職しなかっただけ。
満員電車に一生もまれるなんてまっぴらごめん。
スーツ着て頭を下げて生きていくサラリーマンなんかにゃなりたくない。
オレはお笑いの世界で天下を取るんだ!
なんて、どこかで聞いたことがあるようなフレーズを唱えながら、どんどんどんどんドロップアウトしていった。
そしてたどり着いたアルバイト先が、バクの館だった。
そのバクの館は、オレと同世代の夢見る男子たちの巣窟だった。
- お笑い芸人を目指す奴
- ミュージシャンを目指す奴
- 俳優を目指す奴
- カーレーサーを目指す奴
- バイクレーサーを目指す奴
みんな夢だけを見て生きていた。
20代前半にバクの巣窟にたどり着いたオレは、シャングリラを見つけたような感覚に陥った。
だってみんなオレと同じように夢を追い続けている奴らだから!
みんな同じ夢を持った仲間だから。
夢見る男子たちの集まりは爽快だった。
みんな仕事が終われば、酒を酌み交わし夢を語り合った。
時には朝まで話し続けることもあった。
それは、負け組野郎たちに神が与えてくれたほんのひと時の至福の時間だった。
だが、幸せな時間はそう長くは続かなかった。
20代前半から後半に差し掛かるとみんな夢よりも不安の方が大きくなっていく。
このまま続けていいんだろうか?
オレはこの先どうなるんだろうか?
毎日、毎日不安と戦い、その不安を断ち切るために酒に逃げることもあった。
やがて夢を諦め一人抜け、二人抜け・・・気が付けばうだつの上がらないアラサーのオッサンたちの掃き溜めになっていった。
精神的に崩壊していく奴。
全然現実を見ないバカ。
いつまでも夢にすがりつくアホ。
もう、どうしようもないほど救いきれないほど堕落している集団になり下がっていった。
29歳になり30歳という年齢が見えた時、ついにオレはもうこの環境に耐えられなくなった。
これ以上、自分の未来をつぶすわけにはいかない。
そして、オレはバクの館から30歳を目前にしてようやく抜け出すことができたのだ。
夢を追うのは30歳が限界
芸人だ、ミュージシャンだ、俳優だといった途方もない夢を追い続けるのは、30歳が限界だと思ってほしい。
芸人もミュージシャンも俳優も、そりゃ中には40歳を過ぎてからブレイクする人もいる。
そんな姿を見るとオレだって、まだまだ・・・
そう思ってしまうかもしれない。
だけど、40歳を過ぎてからブレイクするような神がかり的な人はそう簡単には現れない。
たまたまブレイクするのが遅かっただけで、本来ならもっと早く売れていてもよかった人物。
そんな奴が遅咲きで狂い咲きするだけなんだ。
30歳まで売れる気配すらないような凡人が、40歳になってブレイクするような奇跡は万が一にも起こらない。
むしろ30歳まで夢を見れたことに感謝すべきだよ。
30歳まで夢で食えたのならキッパリと足を洗い正社員への道を模索すべきだ。
30歳ならまだギリギリなんとかなる。
20代は自分の可能性に賭けてみたかった。
けど、自分の夢は叶わなかった。
だから第二の人生では、叶わなかった夢の分思いっきり働きたい。
働いて夢を見させてくれた人たちに恩返しをしたい。
そう割り切ることができれば、正社員として採用してくれる可能性は転がっている。
人生リセットして違う道で成り上がりたい!
そんな思いが芽生えたのなら、ITエンジニアを目指せばいい。
30歳未経験だってなんとかなる。
技術さえ身に着けてしまえばいくらでも仕事は舞い込んでくる。
20代の遅れはまだまだ取り返せる。
ここで本気にならないと、40代絶対に悲惨な思いをする。
男が夢を諦めるのは30歳が限界だ。
夢をキッチリ諦めることができたら、自分の人生を立て直す。
それには、プログラミングを勉強してITエンジニアになるのが一番手っ取り早いのです。
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