就活失敗したり、夢を追いかけたり、フリーターで生きてきたり。
20代いろいろと迷走してしまっている人。
心配しなくても大丈夫です。
20代くらいの回り道ならいくらでも取り返せる。
でもね、軌道修正して正社員の道を目指したいのなら30歳くらいまでには就職しておいた方がイイです。
でないと、いろんな屈辱的扱いを受けるから。
30歳までには正社員になろう
31歳で浴びた屈辱
就活に失敗し20代はニート→フリーターという悲惨な日々を過ごしたピカタロウ。
なんとか軌道修正は成功し、30歳でインフラエンジニアとして正社員採用された。
そして最初に配属されたプロジェクトは、24時間365日体制のネットワーク・サーバ監視、保守業務。
当時資格も取っていたし、スキルも身に着けていたが、業界未経験である以上、監視のようなロースキルの現場に放り込まれるのはある意味仕方ない。
これも20代回り道してしまった報いだと思い、プロジェクトに参画した。
ネットワーク監視の業務は、特別なハイスキルはいらない。
監視装置から上がってきたアラートを見て、切り分け業務を行い、手順書に従いオペレーションをする。
24時間365日体制のため当然ながら夜勤もあるため、技術よりも強靭な体力が求められる現場だった。
その現場の監視チームに入ったオレは、31歳という年齢のため当然ながら最年長。
チームリーダーは29歳くらいだったが、大体がそんな初心者向けプロジェクトは、年齢の若い新人たちが経験を積むための業務。
そんな中に飛び込んでいかなきゃいけない31歳初老のオッサン。
明らかに浮いていた。
オレがそのプロジェクトに配属される1か月前に入ってきた新人がいた。
その新人は専門学校卒で入ってきた21歳のピチピチの新人。
しかし、オレより1か月前に入っているから残念ながら先輩。
最初に業務を教えられたのは、10歳も下のしかもところどころタメ口を聞いてくる21歳だった。
まぁ、仕方ない。
30歳までプラプラしてたんだからな。。。
30歳で社会人1年目ともなると、20代前半の先輩や上司がいることは受け入れなければイケません。
そして、ある夜勤の日。
そのプロジェクトでは、夜間に重大なアラートが発生した場合、プロパ社員に必ず電話をして対応方法を指示してもらうルールになっていた。
その日、よりによって普段なら発生しない重大なアラートが出やがった。
オレ達監視チームはすぐさまプロパ社員に電話連絡。
電話連絡のルールは、曜日ごとに電話をする順番が決まっていて、その日は1番目がプロパの課長さん、2番目が若手のプロパ社員(当時25歳)、3番目がベテランのプロパ社員。
1番目の課長さんに電話する。
プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル・・・・
電話に出ない。
仕方なく2番目の若手プロパに電話。
プルルル、プルルル、プルルル、プルルル・・・
若手プロパ「・・・はいなんかあった?」
若手プロパは電話には出てくれたが明らかに不機嫌。
そりゃそうだ、夜中の2時とかに電話で起こされれば不機嫌にもなるわな。
オレ「夜分遅くすみません、重大なアラートを検知したので連絡したんですが・・・」
若手プロパ「えぇぇぇーーー、今日1番手オレじゃねーよな?」
オレ「すみません、課長さんに電話したんですがつながらなくて。」
若手プロパ「ちゃんと長くコールした?あの課長10回くらいのコールじゃ起きないよ。そんなん知ってるでしょ?」
オレ「すみません、15回以上コールしたんですが・・・」
若手プロパ「もういいよ、で、何?どっからのアラート?早く説明してよ!こちとら眠いんだからさ!」
その若手プロパ社員も平日の昼間は悪い奴じゃない。
一応年上のオレに敬語のような感じで話しかけてはくれる。
だけど、夜間になったら一気にタメ口になり、明らかに見下されたような話し方をされる。
これが30歳過ぎて正社員になった奴の現実なのだ。
早いうちに正社員になろう
今、EXILEや三代目で活躍するガンちゃんこと岩田剛典さんばバイトルNEXTのCMで「オレ正社員になる!」と宣言しています。
もしリアルならガンちゃんの年齢は29歳。
もうこれギリギリだと思った方がイイです。
正社員になるのなら30歳までが限界点。
それ以上の年齢になると、仮に正社員になれたはいいけど、様々なストレスで続かない。
途中で挫折してしまうんです。
それは前述したエピソードを読んでもらえばわかるはず。
いきなりチーム最年長になったり、21歳の先輩がいたり、25歳のタメ口のプロパがいたり・・・
年齢を重ねれば重ねるほどきっつい現実が待っているんです。
将来どうしよう?
まだ夢を諦められない。
まだ正社員にはなりたくない。
でも、目の前にリミットは否応なく迫っています。
30歳までには区切りをつけないと、スゲー悲惨な思いをするかもしれません。
正社員になる年齢を先延ばししたところで何にもいいことはありません。
正社員になろうかな?
そう思った時こそ、正社員への道をまい進する時なのです。