スキルアップできる案件ってどんなプロジェクトなの?
自分を高める、自分の価値を高める案件に配属してもらわないと転職市場でもフリーランスエンジニアでも高単価は狙えません。
どんな案件がスキルアップできるのか?
どんなプロジェクトに配属してもらえばイイのでしょうか?
エンジニアのスキルアップ
スキルアップできる案件とは?
スキルアップできるプロジェクトってどんなプロジェクトなのか?
それは以下の3つの要素を満たしている案件です。
- 新しい技術に触れられる
- 能動的に動ける
- 仕事を任される
まず1は、当然の話です。
インフラエンジニアであれば、平成も終わるというのに古臭い汎用機の案件とか、オンプレミスオンリーの案件ではなかなかスキルは磨けません。
いまインフラの世界ではクラウドエンジニアの単価が跳ね上がっています。
自分の価値を上げたいのであれば、最低でもクラウドというキーワードが含まれるプロジェクトを選ぶべきです。
続いて2の能動的というのは、すべてにおいて受動的な仕事ばかりさせられる現場でないこと。
早い話がオペレータ的業務をやらされない現場ということです。
監視のオペレータとか、開発のオペレータとか、人から与えられたことだけ淡々とこなすようなプロジェクトではスキルは磨けません。
そして仕事を任されるプロジェクト。
実はこれが一番スキルアップにつながります。
このサーバの構築案件に関しては一任するから頼んだ。
と、かるく丸投げくらいにぶん投げられた方がスキルはバリ上がりします。
以前、大規模案件のサーバ構築に携わったことがありますが、その案件ではやったことがない、触ったことがない、設計書もあてにならない。
そんなシステムの一機能を完全に一任させられました。
その分プレッシャーも高く、当然ながら稼働も跳ね上がりましたが、その時得た経験は何にも代えがたい。
自分の骨になったようなプロジェクトでした。
これら3つの要素が絡まっている案件こそスキルアップできる案件ですので、自身の価値を上げたい人はこんな案件に飛び込んでみてください。
スキルアップを求めすぎると逆効果
ただスキルアップを求める時、上記の3つすべてを満たしていないとイケないか?
となるとそんなこともありません。
仕事は任されるし、自分の裁量で動けるけどシステムがちと古い。
ここじゃ最新の技術は学べないんだよなぁ・・・
と感じても、ある程度自分の成果になるまでは継続して続けるべきです。
今月いっぱいで今一緒に働いているエンジニアがプロジェクトを離れてしまうのですが、離れる理由はスキルアップできないと言っています。
彼はもっと上流の仕事がしたいので他に行きたいとのことなんですが、彼は今のプロジェクトに配属されてまだ6か月。
半年程度でプロジェクトをコロコロ変えてしまうと、自分の経歴が積みあがっていきません。
配属前に聞いてた話とちょっと違う。
思ってた仕事ではない。
というのは、ある意味当たり前の話なんですね。
自分のイメージ通りの仕事なんてあり得ませんので、自分の条件に合わなくても仕事を任されているのであれば、スキルアップには繋がるはずです。
仕事を任されていれば、そのうち新しい技術の案件が舞い込んでくるかもしれません。
ですので、プロジェクトはあまりコロコロと変えずにできればじっくりとスキルアップできる仕事を探すべきです。
自分の価値を高めるためには
たまにスキルアップしたい!
もっと違うプロジェクトに行きたい!
と自分で言っておきながら、そんなプロジェクトに配属させたら仕事がツライとつぶれてしまう人を見かけます。
なぜつぶれてしまうのか?
それは、スキルアップできるプロジェクトはそれだけ仕事がキツイからです。
最新の技術の勉強をしなければイケなかったり、自分で仕事を見つけていかないとイケなかったり、大規模案件の設計・構築をいきなり任されたり・・・
きついからこそスキルアップできるんです。
そのキツいプロジェクトを経験して、乗り越えないと真のスキルは身につかないんです。
自分の価値を上げたいのなら、キツイことから逃げてたら無理なんですね。
スキルアップしたいと言うのであれば、それなりの覚悟を持ってプロジェクトを変更すべきです。
まとめ
フリーランスエンジニアの場合、スキルだけがお金を生む種です。
その種の価値を高めるためには、単純作業のプロジェクトに従事している暇はありません。
- 新しい技術に触れられる
- 能動的に動ける
- 仕事を任される
この3つを兼ね備えたプロジェクトに参画し、できるだけ長く勤めることです。
それにより自分の単価は飛躍的に上がります。
フリーランスエンジニアの案件探しは、レバテックフリーランスにすべて一任し、自分はスキルアップに専念しましょう。