大学の卒業式も終わり4月から新卒として新たなスタートを切る皆様へ。
新卒で入社したら最低でも3年間は勤めないとダメだよ!
こんな昭和の意見に平成も終わろうとしている現代に耳を傾ける必要はあるのでしょうか?
新卒社員と言ってもいろんな業界、業種があるから一概には言えませんが、ITのエンジニアとして就職したのなら、最低でも3年間は勤めた方がイイんです。
なんとか業界に3年間しがみついてさえおけば、明るい未来がきっと待っているはずです。
新卒社員は3年間勤めた方がイイのか?
ITエンジニアは3年間勤めるべき
あなたが選んだ業界がIT業界で、システムエンジニアやプログラマとしての入社であれば間違いなく3年間は勤めた方がイイです。
なぜかって?
貴重な経験という価値を手に入れるコトが出来るからです。
ITエンジニアの価値は、知識でもスキルでも資格でもない。
すべて経験で決まると言ってもイイんです。
新卒社員でシステムエンジニアとして入社したら、最初の1年間は大した仕事をさせてもらえません。
ベテラン社員と一緒に現場に出向き、ひたすらテストをやらされたり、ひたすら雑用をやらされたり、ひたすらドキュメントを書かされたり・・・
これで本当にスキルが身に付くの?
これ将来役に立つの?
と思うようなことしかやらせてもらえないでしょう。
ですが、仕方ないんです。
IT業界未経験のピヨピヨのヒヨコちゃんに任される仕事なんてそんなもんなんです。
システムエンジニアを雇う側からすれば経験値の低い奴なんていらないんです。
バリバリ出来るベテランだけ来てくれればイイ。
新人を育ててる余裕なんてないんだよ。
でも、仕方ない。
ピヨピヨのヒヨコちゃんも使ってあげないことで、ベテランエンジニアがいなくなられちゃ困るからね。
ヒヨコのうちは雑用で仕方ない。
ここで思っていた仕事と違う!こんなんじゃスキルが身に付かない!
と短絡的な考えで辞めてしまうと貴重な経験が出来る場を失ってしまうんです。
最初の1年間くらいは雑用係でガマンしてりゃいいんです。
1年間仕事してれば、そのうちちょっとテクニカルな仕事も回ってくるようになる。
そして3年間もIT業界のエンジニアをやってりゃ、もう立派なシステムエンジニアと呼ばれるようになるのです。
エンジニアは3年は続けるべき
システムエンジニアは、3年も勤めてれば一人前のエンジニアです。
もちょっと我慢して5年間勤めてみて下さい。
5年経験のエンジニアとなれば、転職市場で引っ張りだこの売れっ子エンジニアの仲間入りができるようになるんです。
だからこそプログラマ、システムエンジニアになろうと考えたのなら最低でも3年間は勤めるべきなんです。
3年は勤めるなんて古臭い考えと思っているとしたらその考えは改めた方がイイです。
あと1年やってりゃ一人前になれたのに・・・
もうちょっと我慢してりゃ高単価で取引されるエンジニアになれたのに・・・
という社員を数多く見てきたからこそ言えるのです。
もちろんうつ病になるほど思い詰めて、苦しくて苦しくて仕方がないんなら3年間も勤める必要はありません。
でもね、1年とか3年で辞めちゃう人ってうつ病なるほど苦しんでいる人じゃなくて、雑用みたいな仕事が我慢できない人の方が多いんです。
結局のところ我慢できない人は何やっても続かない。
ほんのちょっとの我慢が出来れば、高い価値を身にまとうことが出来るんだから。
最後にもう一度、ITエンジニアは最低でも3年間は続けましょう。