スキルアップしたい!
というシステムエンジニアは数多くいますが、思ったようなスキルパスを描けていない人は多いはずです。
なぜ、自分が思ったようなスキルパスにならないのか?
なぜ、自分が思い描いているスキルの仕事が回ってこないのか?
それは決して他人のせいではありません。
もちろん会社の責任でもないんです。
自分自身がスキルアップの道を阻んでしまっているんです。
スキルアップするために大事なコトとは?
出来ないと言わないコト
思うようにスキルアップができず、収入も思い通りに上がらないというシステムエンジニアは何がイケないのか?
それは、自分自身でブレーキを踏んでしまっているからです。
今参画しているプロジェクトが終了したら、次の案件参画のためいくつかの客先へ出向くことになるでしょう。
その時お客様から・・・
「今までの経歴からするとちょっと違う業務をお願いすることになりますが問題ありませんか?」
と聞かれたときなんて答えますか?
やったことないので無理ですとまで言わなくても、今まで経験がないので出来るかどうかわかりませんとか、経験がないので自信がありません。
そんな返しをしてませんか?
もしくは、今参画しているプロジェクトで今までと異なる業務を任されたとき、やったことないので出来ませんとか、契約にないので出来ません的な返しをしてませんか?
ぶっちゃけそんな返しをしていたらスキルアップは望めません。
ちょっと無茶ぶりに近い業務を振られても、なんとかなるんじゃないですかね?サポートさえしてくれれば何とかしておきますよ。
無理難題でもなんとかします!
この回答が出来ないと、なかなかスキルアップを果たすことは出来ません。
出来ませんと言ってしまったら最大のチャンスを棒に振ってしまうことになるのです。
スキルマッチするプロジェクトなんてない
そもそも自分のスキルに完全にマッチするプロジェクトなんて存在しません。
今までの経歴とかなりかぶっているが、ちょっとインターフェースが違う。
プラットフォームがちょっと違う。
会社のお作法がちょっと違う。
自分が使っていたモノとメジャーバージョンが違う。
IT業界ってコレが当たり前の世界なのです。
以前、Livedoorの前進のオンザエッヂという会社の時代、まだ無名だった会社が仕事を請け負うために社長の堀江氏は絶対に出来ませんとは言わなかったんだそうです。
無理です、出来ませんと言い切る行為は完全なる機会の損失です。
ちょっとくらい違っても、ちょっとくらいズレていても、今までやってきたことと似てるのでなんとかなるんじゃないですか?
やったことないけど調べればなんとなりますよ。
と多少強気で押していかないと、大事な仕事はドンドン他に流れていってしまうのです。
スキルアップできないエンジニアほど、すぐに泣き言を吐いてくるものです。
ちょっと無謀かもしれませんが、強気にやってみます!やらせてください!
この姿勢がキャリアの蓄積に繋がり、必然的にスキルアップにつながっていくのです。
私も過去に何度か大風呂敷を広げ過ぎてドツボにはまった経験は持っています。
ですが、そんなドツボにハマった案件こそが今の血となり骨となっているのです。
苦しい厳しいそして新しい技術に触れることを続けていかないと、絶対にスキルアップは出来ません。
自分がやってきた経験の中の仕事だけやってるのはたやすいこと。
もし、本気でスキルアップしたいのなら、一つ上、いや数段上の仕事を請け負うくらいの気持ちを持たないと無理なんです。
スキルアップして収入を上げたい!という人は、無理です出来ませんという言葉を口に出すことはやめるべきなのです。