入社する前にブラック企業かどうか見極めたい。
入社後に後悔したくない。
という気持ちはわからないではないんですが、入社前にその会社がブラックかどうか見極めるのは結構厳しいと思いますよ。
なかなか入社前には気付けないよ。
就活でブラックだと感じた企業の特徴1位「社員が疲れている」―「説明会で『疲れている』発言」「挨拶しても疲れた顔でスルー」(キャリコネニュース) https://t.co/PRVNbC8X7F— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年3月26日
ブラックというのがどの程度かは自分次第だと思いますが、なんで見極めが難しいのか説明してみます。
入社前にブラック企業か見極められるのか?
社員が疲れてる
社員が疲れているように見えた。
だからブラック企業かとなるとそんなこと全然ないです。
逆に社員がイキイキとしているように見える会社って、表向きだけなんじゃないかな。
会社説明会とかインターンの時だけイキイキしているように見えて、実際には疲弊しているのかもしれないし。
社員が疲れているように見えるということは、逆に言えば社員が自立して仕事ができている。
見た目疲れるほど全力で仕事ができているのかもしれません。
対して疲れてなくても口癖のように「疲れたぁ」という奴もいるし、そもそも見た目が疲れちゃってる奴もいるしね。
疲れているように見えるなんて錯覚のレベルなんじゃないですかね?
メンタリストじゃないんですから、見た目だけで判断出来る訳がありません。
口コミが悪い
ハッキリ言って口コミほどアテにならないものはありません。
転職する時会社の評判とか口コミ情報が全くアテにならない5つの理由もし一度でも転職を経験しているのであれば、以前在籍していた会社の口コミを見てみるとイイです。
確かにリアルな会社の情報もありますが、明らかに数か月で会社を辞めてグチとか嫌がらせ的なコメントを書きまくっている人もいます。
中には明らかに在籍している社員が書いたようなヤラセコメント的なものも散見します。
グルメとか旅行なら役に立つかもしれませんが、転職に関しては口コミは参考程度に見ておくことを推奨します。
2ちゃんとかのブラック情報をうのみにしてしまうと、転職なんて一生できません。
採用担当の態度が悪い
採用担当者が厳しい。
圧迫面接を仕掛けてくる。
こんな会社はあまりお勧めできませんし個人的にはそんな会社は無理していく必要はないと思ってます。
圧迫面接をするような会社には行く必要がないですが、だからといってブラックかとなるとそんなこともないかもしれません。
採用担当者って毎年相当な人数の人と会っていますので自然と態度は厳しくなる。
本当のことを言っているのか?
経歴にウソはないのか?
それを見極めるのが仕事なので必然的にいい人ではなくなっていくんですね。
採用担当者は会社の窓口ではありますが、採用担当者の態度で会社を決めつけるのもどうかと思います。
ホームページがしょぼい
今の時代ホームページがしょぼかったり、今どきスマホ対応してなかったり、全然更新してないような会社は意外とダメかもしれません。
だって応募者が絶対にホームページチェックするのわかっているのに放置しているんですからね。
ホームページは今や会社の入り口ですので、ここがダメというのは会社を選ぶ一つのポイントになるかもしれません。
ただ、これもブラックを見極める肝になるかとなるとそうでもないのが悩ましい。
それほど大きな会社ではありませんが、社員への給与還元率が高く、社員満足度がとても高い会社があります。
その会社、社長が変わり者で儲けようという気が全然ない。
利益はほとんど社員に還元しちゃう。
だからホームページなんてノーメンテなんです。
一昔も二昔も前のホームページ作成ソフトで作ったような古臭いホームページを何年もほったらかしで運用しています。
それほど経費に敏感で、とにかく利益率を上げて社員に還元することしか考えてない。
この会社ブラックどころか社員にとって最高の会社ですからね。
結論
結局のところ入社前にブラック企業かどうかを見極めるのはかなり難しいと思ってください。
会社の実情を知り、入社して体験しないとホントのところはわからないんです。
口コミとかホームページで会社の内情がわかるのならこんな簡単なことはありません。
会社の内情をどうしても知りたいのなら、会社に精通している人の話を聞くしかありません。
その点を考えれば、転職エージェントに登録してエージェントの意見を参考にするとイイでしょう。
転職エージェントは、マッチしない会社を紹介してすぐに退職されてしまうと評判が落ちてしまうため、変な会社はそもそも紹介してきません。
どうしても事前に会社の内情を知っておきたいという人は、転職エージェントを有効活用すべきです。