今年のゴールデンウィークは10連休。
社会人になって10日も続けて休んだのなんていつ以来かな?
と思う長期連休。
でも、ゴールデンウィークの10連休なんて誰トクなんですかね?
むしろ5月病も増えて迷惑なだけなのかもしれないよね。
ゴールデンウィーク10連休は誰トクなのか?
一斉休暇は意味がない
政府の方々はゴールデンウィークに10連休なんか与えて普通のサラリーマンに何をしろって言うんですかね?
近年は盆休みという風習も薄れ始め、夏季休暇はある程度自由な時期に取得できる会社も増えています。
私たちシステムエンジニアの業界などは、盆休みに一斉に休むという文化はそもそもありません。
これってスゲー助かります。
家族旅行に行くにしても、盆休みに一斉に旅行すれば当然高価だし、混雑するし、車なら渋滞するし、もう疲弊するだけで二度と行きたくない。
好きな時期にまとまった休みが取れれば、お値段もそこそこでちょっとは混雑が緩和できるプランを選べます。
これがゴールデンウィークに集中したらどうなるか?
混雑は半端ないだろうし、お値段もここぞとばかりに盛られるでしょう。
こんな時期に何をしろっていうんですか?
そんな金もないし、わざわざ混雑に突入していく気合もない。
結局10日間あっても家でボーっとしてYoutubeでも見まくるくらいしかやることないんじゃないですかね。
ゴールデンウィークで5月病が加速する?
さらにゴールデンウィークの休日を増やせば5月病を患う人も増えるかもしれません。
五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。
Wikipediaより引用
5月病というと新入生や新卒の方々が多いと思われるかもしれませんが、意外とベテランの社会人にも多いんです。
年度が切り替わるタイミングって各社組織改編や部署移動が頻繁に行われ、慣れた環境から移り変わるという人も多い。
新しい環境に順応するのって新人じゃなくても大変なモノ。
上手く順応出来た人はいいんですが、新しい環境に馴染めなかった人たちは、大きな精神的苦痛を受けてしまいます。
そんなタイミングで訪れるゴールデンウィークの10連休。
休みが長ければ長いほど、新しい馴染めない環境への憂鬱感が積み重なり、復帰するのが苦痛になるのではないでしょうか?
新しい環境に馴染むためには、生活のリズムを整えることが何よりも大事。
そのリズムを10連休でバッサリと崩されてしまうと正常だった人ですらリズムを戻すのは相当厳しいはず。
ましてや心が病み始めている人にとってはかなりの難題な気がするのです。
ゴールデンウィークの休暇を増やすために、夏季休暇を削減している会社もあるようです。
誰も望んでいないゴールデンウィークの10連休。
誰トクなのか?も少し考えて決めて欲しいですよね。。
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