高年齢フリーターかぁ。。
SEやっててホント良かった。
80年代後半に量産されたフリーターが50代を迎え貧困化するまで(マネーポストWEB) https://t.co/8c6xsF3vyM— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年4月24日
今でこそ転職だ!フリーランスだ!副業だ!収入増だ!なんて語っていますが、あの時道を間違い続けていたら多分自分も高年齢フリーターだったんだろうなぁ、と思うと他人ごとには思えない。
高年齢フリーター、生涯非正規雇用から免れるためにはどこかでホンキを出さないと逃れられない。
高年齢フリーターから逃れるために
なぜフリーターから抜けられないのか?
フリーターという生き方は一時期ちょっとカッコイイ的な感覚すらあったんです。
正社員というくくりにとらわれない。
自分のやりたいことをやろうとしている。
夢を見て生きている。
枠に収まらない自由な生き方それが一時期のフリーターだった。
でも、バブルがはじけ、日本の成長が止まり、少子化、高齢化とドンドン日本社会がネガティブな方向に流れ出すと、フリーターの座は一気に底辺まで転げ落ちた。
てか、最初からフリーターなんて生き方がもてはやされる方がおかしいだけどね。
ただ、20代前半フリーターという生き方に閉塞感はなかった。
むしろ、自分の生き方に小さな誇りすら感じていたのも事実。
大学3年生まで遊んでいた友人が、みな急にスーツにネクタイを締め、ペコペコと採用担当者に頭を下げて回る。
そんなことまでして正社員という立場を勝ち取らなきゃイケないの?
金なんて稼ぐ方法はいろいろあるじゃん。
フリーな生き方を選んで何が悪いんだよ?!
フリーターって仕事の重圧もほとんどないし責任だって全くない。
同じ立場の仲間と一緒に過ごしていれば、そこそこお金も稼げるし十分満足だったりする。
だから、そこから抜けられず、気付けばリミットを超えてしまい、正規雇用という道が遠ざかってしまうのです。
最近ほとんど連絡を取ってませんが、そんな末路を辿っている友人は片手じゃ聞かない程存在する。
本気を出す瞬間を作る事
フリーターから抜け出すには、どこかでホンキを出す瞬間を作らなければダメなんです。
ぬる~い、ぬる~い環境と、ぬる~い、ぬる~い仲間たちから抜け出すためには、一度すべてを断ち切って何かに没頭する期間が必要なのです。
そのホンキを出す瞬間を作らないと、ぬるい世界から抜け出すことなんて出来ません。
思えばあの時、ホンキで人生を変えようと思わなかったらどうなってただろう?
考えるだけでゾッとしてしまう。
30代を目前にしてとにかく人生を変えなければ!
そう思い、コツコツと貯めてきた貯金を全額投資してITスクールに通いスキルを身に着け、資格を取った。
あの時、IT業界という道、システムエンジニアという道を選んだことを、今ホンキで有難いと思っている。
もちろん、何の経験も知識もない30歳フリーターがシステムエンジニアになるというのは並大抵ではなかった。
夜中のアルバイトで生活費やスクールの追加料金を稼ぎ、昼間はスクールに行って勉強する。
そんな生活を半年近く送ったが、その時は全くキツイとは思わなかった。
これをやれば絶対に自分の未来につながる。
今これをやらなければ、絶対にオレは潰れてしまう。
そう思えたから何とか軌道修正に成功できたのかもしれない。
一瞬でイイんです。
一瞬でイイからホンキを出す瞬間さえ作れれば、生涯フリーターという道は回避できるはずなのです。