業界未経験者がインフラエンジニアになるためには、就職・転職活動を始める前にITスクールに通うことを強く推奨します。
その理由はこちらをご覧ください。
筆者は30歳で業界未経験のフリーターだったんですが、リナックスアカデミーでスキルを身に着けたおかげで、IT業界に転職することができ、経験を積んだ今では引く手あまたの状況にまでなることができました。
あの時、インフラエンジニアになってなかったら・・・と思うとゾッとするくらい、リナックスアカデミーには感謝しています。
そんなリナックスアカデミーの評判や内容を細かく解説してみます。
目次
リナックスアカデミーの評判
リナックスアカデミーの特徴
リナックスアカデミーの特徴は、こちらのオフィシャルサイト(外部ページへ移動します)に記載されていますが、短期間でプロのエンジニアとして活躍できることが大きな特徴です。
さらに何といってもリナックスアカデミーという名称通り、Linux(リナックス)に関しては歴史も実績も抜群の強みを持っています。
Linux(リナックス)を専門に扱ってきた現役エンジニアが講師として登壇しますので、現場で通用するプロとしての技術を短期間で習得することが可能です。
Linux(リナックス)に関しては以下で詳しく解説します。
Linux(リナックス)の需要は?
Linux(リナックス)は、WindowsやMacなどと同じOSの一種と考えて下さい。
システムエンジニアではなく、一般の方々にとって一番身近なLinux(リナックス)はスマートフォンのAndoroidなんですが、システムの現場で利用されているLinux(リナックス)はまたちょっと違います。
楽天やAmazonなどのネットショップをイメージしてもらえばわかりやすいんですが、楽天などを利用する時はパソコンやスマートフォンからインターネットブラウザを利用して商品を選び購入します。
そのインターネットショップなどのWEBシステムは、サーバコンピュータという高性能の大規模なパソコンに設置されています。
そんなサーバコンピュータのOSとして広く利用されているのがLinux(リナックス)なんです。
現在ではWEBサイト向けのサーバOSではLinux(リナックス)が圧倒的なシェアを誇り、さらにこれまではあまり利用されていなかった金融システムでもLinux(リナックス)OSは利用され始めています。
もはや、インフラエンジニアにとってLinux(リナックス)の知識は欠かせない必須スキルとなっています。
そのためLinux(リナックス)のスキル・知識を持ったエンジニアは、これから先さらに需要は高まっていくはずです。
なぜリナックスアカデミーを選んだのか?
私ピカタロウがリナックスアカデミーを選んだ理由は以下の3つです。
- Linux(リナックス)のスキルを身に着けたかった
- 短期間でエンジニアになりたかった
- 資格を取りたかった
まず1ですが、私ピカタロウがインフラエンジニアになろう(当時はインフラエンジニアとは呼ばずネットワークエンジニアとかサーバエンジニアと呼んでいた)と思った時、もっとも重視したかったのがLinux(リナックス)のスキルでした。
Linux(リナックス)はオープンソースで当時世界中に爆発的にシェアを伸ばしていたため、これから先Linux(リナックス)の知識は絶対に必要になると睨んだからです。
ほかのスクールでも当然Linux(リナックス)の講義はありましたが、Linux(リナックス)を学ぶのなら学校の名称にまでしているリナックスアカデミーを選んだ方が断然いいのは間違いありませんよね。
2に関しては、当時30歳になりどうしても就職したかったので焦っていたんですね。
ですので、短期間のカリキュラムでプロになれる講座を探していた。
そこに最もマッチしたのがリナックスアカデミーの講座でした。
リナックスアカデミーでは、当時6週間でLinux(リナックス)の知識を身に着け、2週間でネットワークのスキルと身に着けるというスケジュールでした。
その短期間の講座に魅力を感じリナックスアカデミーを選びました。
そして自分にとって大きかったのが3の資格を取るということ。
30歳フリーター経験しかない私の履歴書は、ほぼ白紙状態。
これじゃいくらスキルを身に着けても書類選考すら通らない。
やっぱり履歴書に記載できる資格を取らなきゃ・・・
リナックスアカデミーの講座には、資格取得の合格保証制度がオプションとしてついています。
今ではLinux(リナックス)のLincuという資格とネットワークのCCNAという資格の合格保証オプションがあるそうですが、スキルを身に着けたらやっぱり資格まで取っておくべきです。
合格保証制度は、合格するまで講座を受けたり自習することができるようになっていますので、資格合格までのサポート体制は充実しています。
リナックスアカデミーの授業内容
リナックスアカデミーの講座にも短期集中講座や長期間のスケジュールの講座などさまざまありますが、私の場合は以下のようなスケジュールでした。
まずはコンピュータ基礎、ネットワーク基礎のビデオ講座を受講します。
これは必須授業ではなく、自分のスキルに合わせて自由に選択して視聴することが可能でした。
コンピュータの基礎はいらないかな?とも思いましたが、意外と知らないことも多く初心者には非常に助かる講義です。
特に助かったのがネットワーク基礎講座。
TCP/IPやLAN、WAN、インターネットの仕組みなど、ぼんやりとしか理解していなかったことをキッチリ基礎からやり直すことができますので、初心者には非常にありがたい講義です。
このビデオ講義を受けて基礎を固めておけば、その後のサーバ講座にすんなりと入りやすくなります。
サーバ講座で扱うOSは当然Linux(リナックス)。
講義は前半の初級編と応用編に分かれていて、前半戦は主に基礎的なコマンド操作が中心となります。
Linux(リナックス)とは?Linux(リナックス)の起動の方法とか、シャットダウンの方法などの基礎的な部分から、ls、cdなどの基礎コマンドから応用コマンドまで徹底的に教わります。
その後の応用編では、実際にサーバ構築を実演していきます。
Webサーバ、Mailサーバ、DNSサーバ、NFSサーバ、Proxyサーバなど実務で利用するサーバ構築スキルを学ぶことができます。
講義では実際に1台のサーバを一人で構築していきますが、時には複数人でサーバを立ててお互いに操作をし合うなど実践に即した講義も体験することができました。
その後のネットワーク講座では、主にCisco製品を中心としたネットワークスキルを学ぶことができます。
ルータやSWなどの実機操作から、実際にルーティング設定をして複数のネットワーク機器を繋げるような会社の研修では決して体験できないような構成まで実現することができました。
基礎講座、サーバ講座、ネットワーク講座が終了すると資格対策に入ります。
当時の授業ではネットワーク講座は、主にCCNAを取得するためのエッセンスが多く含まれていましたので、多くの生徒はネットワーク講座終了後そのままCCNA対策に入りCCNAを取得していました。
私の場合は、元々もLPIC(今のLinuc)対策をしていたため、一度LPICを取得してからCCNA対策をやり直しましたが、これは自分のやりやすい方法でイイと思います。
資格対策は、リナックスアカデミーが専用のテキストを使用して細かく講義で教えてもらえます。
若干資格に関しては個人の努力次第な部分もありましたが、合格保証制度があるため合格するまで講座を受けられたり、講師に質問できるのでサポート体制は充実しています。
転職フォローは?
当時の話なので今とは違うかもしれませんが、リナックスアカデミーでは転職フォローも同時に受けることが可能です。
系列会社の人事担当者による、履歴書や職務経歴書の記載の仕方は面接時のアドバイスなどを受けることができました。
また、定期的にリナックスアカデミーにて会社説明会が開催されます。
名の知れた大企業から新興ベンチャー企業まで多種多様な企業が説明会を実施してくれますので、上手く行けば企業側から直接オファーをいただくことも可能です。
それ以外にも大学のように求人募集の案内は常に校内に掲示してあります。
もちろん自分が進む先は自分で決めたい!というのであれば、無理して利用する必要はありませんが、転職活動も手厚いサポートを受けることが出来るのも大きな魅力の1つです。
リナックスアカデミーに通えば誰でもすぐにエンジニアになれるのか?
当時、私と同時に学んでいた生徒は下は20歳、上は52歳と幅広い年齢層でしたが、全員エンジニアで正社員?とまではいかなかったようです。
さすがに、業界未経験で50歳を過ぎているような方は、エンジニアとして就職するのはちょっと難しいのが現実です。
ですが、ニート→フリーターという底辺のような経歴の人間ですら全くの業界未経験からインフラエンジニアになることができました。
同世代の知人たちは、ほぼ全員未経験からインフラエンジニアに転職成功していますので、35歳程度までなら誰でもインフラエンジニアとして転職活動に成功しています。
ちなみに当時一緒に学んでいた35歳の知人は、元来の語学力も高じてインフラエンジニアとして外資系企業に転職し、年収1千万円以上を達成しています。
リナックスアカデミーで基礎からみっちりと技術を学び、資格を取得しておけばエンジニアへの道は決して険しくありません。
それどころか、むしろ誰でも2カ月程度でプロのエンジニアへと転身ですることが可能なんです。