いつまでも会社という組織に縛られる窮屈な正社員(以降サラリーマン)。
一方自由に自分の生き方を選ぶことができるフリーランス。
前者は社畜などと呼ばれネガティブな生き方のようになじられることもありますが、かといってフリーランスが幸せなのか?となるとそんなこともない。
結局のところフリーランスか?正社員か?なんて議論は、持ち家か?賃貸か?という議論と何も変わらないんですよね。
正社員か?フリーランスか?
賃貸か?持ち家か?
一生賃貸の方が得なのか?
住宅ローンを組んで家を買った方が得なのか?
こんな議論に終止符を打つ!なんて売り文句の記事や本をさんざん読んできましたが、最終的な結論は「自分のライフスタイルに合った生き方を選べばイイ」的な締めで終わります。
つまり賃貸vs持ち家なんて議論に結論なんて出ないんです。
持ち家には持ち家のメリットもあればデメリットもある。
賃貸には賃貸のメリットもあればデメリットもある。
自分が選ぶ方向がデメリットよりも勝る方を選べばイイ。
どちらが勝つとか負けるとか、勝ち負けなんてないんです。
以前持ち家派の友人から「賃貸って大家さんにお金貢いでいるだけじゃね?」と言われたことがありました。
賃貸に住んでる身からすれば「住宅ローンなんて銀行に貢いでいるだけじゃね?」と感じる。
結局どちらが優れてるなんて結論は出ないんだから、自分が心地よいと感じる道を選べばイイのです。
フリーランスは楽じゃない
フリーランスって自由に仕事を選べるし、収入も上がるし、上司とか部下とかのプレッシャーから解放されるし、いいことばかりじゃね?
と思っているのであれば、一度考え直してみる事をおススメします。
フリーランスってイイことばかりじゃありません。
当然ながらフリーランスにメリットもあればデメリットだってイッパイありますから。
個人的にはフリーランスという生き方はとても息苦しかった。
フリーランスになることで確かにある程度の自由を得る事はできるが、それよりも高まるのは不安の方。
- ずっと仕事を取り続けていけるんだろうか?
- 体調を崩したらどうすればいいのか?
- 仕事の単価が下がったらどうすればいいのか?
そして、その後に訪れるのは孤独という大きな闇。
正社員の時には感じなかった孤独という魔物は、精神から身体まで蝕んでいきます。
もっと長くフリーランスを続けてれば、そんな孤独にも慣れたんでしょうが、慣れることなくまた正社員という道を選んでしまった。
やっぱり自分に合った道が一番ということです。
正社員だって悪いことばかりじゃない。
確かに自分の個性は活かせないし、自分が稼いだ分収入に直結するわけじゃない。
社畜と呼ばれるような情けない存在なのかもしれませんが、みんな自分の仕事に誇りを持っているんだからそれでイイ。
正社員という生き方は誰かに批判されるような存在ではありません。
自分には大きな特徴もなく、平凡な一般ピープルだと感じるのであれば、正社員という生き方の方が気楽なんじゃないですかね。
もっと人生ゆるく考えましょう。