このまま今の会社にいていいのか?
そう思った時は、まさに転職するタイミングです。
みんな悩むよね。
「このまま今の会社にいていいのか?」と思ったときに読むべき5冊(ダイヤモンド・オンライン) https://t.co/ntGjjgwYW5— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年5月31日
悩んで悩んで悩み続けても何も解決することはありません。
このままでいいのだろうか?と思っている時点で、次に向かった方がいいんです。
このまま今の会社にいていいのか?
変わってしまった会社と社長
よーし!上場するぞ!!
全ての悪夢はこの言葉からはじまった。
大手人材サービス系会社から独立した前所属先の会社の社長は、2006年高らかに社員全員の前で上場宣言を行った。
社員数100にも満たない、まだまだちっぽけなIT系人材サービス会社。
経常利益は通年で数百万円しか出せないような、経営状態も弱い会社ではあったが、2006年当時は上場ブームということもあり、どんな会社でも上場を目指せるような雰囲気があった。
もはや社長の頭には、会社の未来とか、社員の成長とか、社員の家族の幸せとか、そんなものは全部吹き飛んでしまい・・・
オレは上場会社の社長になれる!
オレは上場して金持ちになれる!
そんな溢れんばかりの「欲」しか頭の中になくなっていた。
その頃から、社長は人が変わってしまった。
幹部会議でも「オレだけが会社の経営を真剣に考えている」という内容を語るようになり、最終的にはお前ら幹部連中はパソコンしかできないクソみたいな能無しだ!と平気で罵るようになっていった。
元来、疑心暗鬼で人を信用できなかった社長は、上場という高みを見過ぎたせいなのか、ますます殻に閉じこもるようになり、自分以外の人間を卑下するようになっていった。
そして、あの世界的経済危機が訪れる。
リーマンショックだ。
2009年に訪れたリーマンショックの影響をモロに食らった前会社は、上場どころか会社の存続すら危ぶまれる状況に陥り、あえなく上場はとん挫してしまった。
10年悩み続けた結果
スタートアップする会社のために力を貸してほしい!
そう請われて入ったはずの会社だった。
この社長のために力になりたい!と思ったのも事実だった。
だがしかし、人が変わってしまった社長のことを、もはや尊敬することは出来なくなっていた。
上場に失敗して数年経ってからも、あの時リーマンショックさえなければ上場できたのに・・・
オレの資産は軽く億を超えていたはずなのに・・・
女々しくタラレバを繰り返す社長。
何年経っても明確な経営指針もなく、適当な事業計画しかなく、経営ビジョンすら見えず、行き当たりばったりを繰り返す会社。
こんな会社にいつまでもいてイイんだろうか?
そんな思いを持ち始めたのは、社長のことを尊敬できなくなった2007年頃。
とはいえ、妻もいるし子供もいる、立場的にも会社を辞める訳にはいかない。
オレが辞めてしまったら会社にも迷惑がかかってしまう。
オレが辞める訳にはいかない。
悩み続けて、ふと気がついたら年齢は40代も後半に突入していた。
もう無理だった。限界だった。
50歳を超えてこんなクソみたいな社長の会社に残る気にはどうしてもなれなかった。
そう本気で思ったのが2017年。
結局、10年間も悩み続けてしまったのです。
悩んでいる時間は無駄でしかありません
今思えば、本気で悩み始めたあの当時に会社を辞めておけば、もっと違う未来が待っていたんじゃないだろうか?
正直そう考えることがあるのは、紛れもない事実です。
あの時、会社を辞めてもっと自分の可能性を信じていれば、こんな苦しみを味わうことは無かったのかもしれません。
転職は思い切りが重要です。
職場の環境とか、自身の立場とか、上司の顔色とか伺っていても自分の得になることはほとんど無いと考えていいです。
今所属している会社の仕事が充実しているのであれば・・
「今の会社に居続けてイイんだろうか?幸せになれるんだろうか?」
そんなことを考える暇すらないはずです。
むしろ仕事を与えられていることが楽しいとすら感じられているはずです。
今の会社に居続けてイイのか?と本気で考え始めた時は、すでにその会社を辞める時期。
次の職場を本気で探す時期が来た!と思うべきなのです。
悩み続けてもイイことなんて何にもありません。
今悩んでいるのであれば、次の一歩を踏み出してみて下さい。