今はダイバーシティだとか多様化が重要視される時代です。
大学を卒業してサラリーマンになるだけが正しい生き方じゃありません。
- 大学を中退して起業する
- そもそも大学なんて行かずに自分らしい生き方を模索する
- 小学生でユーチューバーになる
- フリーランスとして生きていく
- ノマドワーカーになる
- テレワークだけで生きていく
とはいえ、フリーランスという生き方は向き不向きがあり、向いてない人はフリーランスの方がストレスを感じるかもしれません。
そんなフリーランスを長く続ける秘訣をお伝えしてみます。
フリーランスを長く続ける秘訣
ひたすらお金に執着する個人事業主
知人の個人事業主(Sさん)は、建築設備関連の仕事をしています。
建築設備の業界も、多分に漏れず深刻な人材難。
若い人たちは建築関連の仕事をやりたがらず、年齢を重ねた職人や外国籍の労働者に頼らざるを得ない。
一つの現場に人員を配置するだけで四苦八苦なんだそうです。
まぁ、これはIT業界も同じことなんですが・・・
Sさんは、基本的には職人さんたちをまとめる現場監督の立場なんですが、大企業の現場監督とは違い、時には欠員となった職人のフォローに入り、自ら身体を動かさなければならない。
しかもSさんがメインで担当している顧客は、平日日中の作業が困難なため、必然的に土日夜間の仕事が多くなる。
平日日中は事務作業や要因手配。
土日夜間は職人のフォローと、Sさんは一人コンビニエンス状態をもう20年近く続けています。
毎月一人コンビニエンス状態ですから、収入は多い月には100万円を楽に超えていくそうです。
ただ働けば働くだけ収入が上がるのいいけど、近年体調面にも不安を感じ、子育てには全く関与することができず・・・
ガムシャラにお金だけを稼ぐ今の自分の生き方に、最近疑問を感じているんだそうです。
徹底的に自由を求めるフリーランス
一方フリーランスエンジニアのYさんは、前述のSさんとは真反対。
Sさんは、4月から新しいプロジェクトに参画が決まりましたが、そのプロジェクトの契約は時給契約。
時給ですから働けば働くほど収入は上がる。当然やらなければ収入は上がりません。
フリーランスエンジニアですので、時給を稼ぐためにガンガン残業するのかな?
と思いきや、Yさんは残業なんて一切やりません。
毎日決められた出社時間から数分遅れてノンビリと出社し、自分のタスクを確認したらその職務にまい進する。
そしてそのまま定時になればアッサリと帰宅してしまいます。
病欠や計画休などの休みも多く、1か月の稼働は毎月140時間を下回っている状況です。
Yさんには奥様もいらっしゃいますし、小さなお子様もいるようです。
そんな家庭環境なのに、時給契約で140時間となると生活が不安になるんじゃないかと思うのですが、Yさんはそんなことお構いなし。
自分のペースで淡々と仕事をし、自分のキャパシティを超える部分は拒否どころか興味すら示しません。
フリーランスを長く続けるには?
フリーランスを長く続けるための方法に正解なんてないとは思いますが、やっぱりフリーランスの最大のメリットである自由を最優先にすべきなんじゃないでしょうか?
Sさんのように収入に固執するのはいいんですが、それは反面自由という最大のメリットをスポイルすることに繋がります。
金だけ稼いでいるというのに、自由に休みも取れず、自由に旅行にも行けず、自由に家族と過ごすことすらできない。
これだとある程度自由に有給休暇を取得できる、サラリーマンの方が自由なんじゃないかと思えるくらいです。
人生は長い。
フリーランス生活も長く続きます。
無理をしている生活は、決して長くは続きません。
フリーランスという生き方は、収入や生活に不安定な面があるため、せめて精神面だけは安定を求めるべきなのかもしれません。
フリーランスを長く続けるためには、力まず自由を謳歌する。
これが最善なんでしょうね。
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