フリーランスという生き方は、自由もありますし、上司や同僚にこびへつらう必要もない。
終身雇用という神話が崩壊しているこれからの時代、フリーランスという生き方を選ぶ人はドンドン増えていくでしょうね。
ですが、フリーランスになるのであれば、サラリーマン時代の年収の1.5倍は稼がないと将来サラリーマン時代と同じ生活をすることはできません。
フリーランスになった!サラリーマン時代と収入変わらないよ!
これだとフリーランスになる意味がないんです。
フリーランスの年収
サラリーマンという高待遇
フリーランスとサラリーマンの最大の違いは社会保険です。
フリーランスになって一番驚くのが国民健康保険。
信じられないような金額を毎年支払わなければイケません。
もちろんサラリーマン時代の天引きも大きかったと思いますが、サラリーマンの場合会社が半分負担してくれるんです。
同時にフリーランスになったら厚生年金には入れず国民年金だけです。
国民年金の負担は、月額1万数千円ですのでそれほど大きくありませんが、その分受け取れる年金額も少ない。
国民年金だけにしか加入してないと、年間の年金額は70数万円です。
月にすると7万円に満たない額。
これで生活しろという方が無理。
さらにサラリーマンには、退職金という報奨金もありますので、実際の年収以上に恵まれているんです。
フリーランスになるなら年収1.5倍
フリーランスとして独立したいのであれば、最低でもサラリーマン時代の1.5倍は稼がないと将来確実に苦しい生活になります。
サラリーマン時代と変わらないというのであれば、フリーになる意味がありません。
もちろんフリーになってサラリーマンのようなストレスは感じたくない!
自由を謳歌したいというのならそれもいいかもしれませんが、もし家庭があるのであれば、それは単なる自己満足と言われても仕方ありません。
フリーランスになると決めたのであれば、まずは確実にサラリーマン時代の年収を最低でも1.5倍、出来ることなら2倍は引き上げておく必要があると思ってください。
そのためには、常に自分の市場価値を把握し、価値を高める努力をしていかなければイケないんです。
フリーという生き方は、とても魅力的なライフスタイルです。
だからこそ、収入に関してはシビアな目線で向き合うべきでしょう。
常に最新の情報を収集し、極力自分を高く売り、継続して長くできる仕事を探すコト。
フリーランスとして生きるためには、最低限コレだけは意識しておくべきです。