フリーランスと会社員どっちの方が得なんだろう?
大事な自分の将来ですので、その辺りのそろばんをはじきたい(表現が昭和w)気持ちはよくわかります。
でもね、フリーランスに向いている人って、そもそもそんな計算なんかしない人が多いんです。
フリーランスが得だからなっているわけじゃなくて、フリーランスが自分のスタイルに合ってるからフリーランスになっている。
つまり、フリーランスと会社員どっちが得なんだ?って考えている時点で、フリーランスには向いてない可能性が高いってことなんです。
フリーランスと会社員
フリーランスに向いている人
フリーランスか?サラリーマンか?
どっちが得か?なんて議論は賃貸が得か?持ち家が得か?
なんて議論と同じで、いつまでも経っても結論はでません。
フリーランスは、もろもろの会社員のメリットが享受できませんので、サラリーマンの1.5倍は稼がないとサラリーマン時代と同じ暮らしはできません。
そんな意見もいろんなところに溢れてますので、聞き飽きているかもしれません。
結局のところフリーランスに向いている人と言うのは、そんな細かいコト気にしない人たちなんですね。
ピカタロウ
何十年もフリーランスエンジニアやっている人たちって、税金だとか年金だとかそれほど深く考えてないからね。
もちろんフリーランスでも、キッチリと将来に備えて国民年金基金に入ったり、確定拠出年金をかけたりとマネープランにキッチリしている人はいます。
ですが、フリーランスにとって大事なコトは、そんな細かいお金の話じゃないんです。
誰からも拘束されない生き方が出来るかどうか?
多くのフリーランスにとってそれが一番大事な要素なんでしょう。
フリーランスにとって大事なコト
フリーランスエンジニアにとって苦痛なのはこんなことです。
- 上司に媚びる
- 同僚と仲良しごっこする
- 会社の評価とか気にする
- サービス残業
- 回りに気を使って有給休暇を取る
- 人より仕事しても報われない
サラリーマンなら当たり前のように我慢していることを我慢したくない。
だからあえて不安定な立場にも関わらず、フリーランスという道を選ぶんです。
社会保障や年金、退職金制度、税金などを考えると、フリーランスというのはあまりおススメ出来る道ではないのかもしれません。
ピカタロウ
自分みたいに常に将来のマネープランとか考えている人は、フリーランスという生き方が合ってないんだと思います。
どちらがお得か?というのは、数十年後になってみないとわかりませんし、結局フリーランスもサラリーマンもどちらも金額的には大差は出ないかもしれません。
ですのでフリーランスになるかどうかを決める指針は、損得勘定ではなく自分がサラリーマンに向いているのか?いないのか?
この判断で決めるのが一番近道かもしれません。
サラリーマンに向いている人は、こんな人です。
- 常に誰かと繋がっていたい
- 組織に属していないと不安になる
- 将来の年金とか気になる
- 上司がイヤな奴でも普通に付き合える
- 自分の時間を犠牲にしてでも会社のために働ける
- 自分の評価が気になる
- 通勤は苦痛だけど仕方ないと割り切れる
- 孤独が苦手
これらの条件にすべて合わない。
面倒くさい人間関係とかもうウンザリ。
自分のペースで生きていきたい。
こんな人は、フリーランスの方が幸せになれるかもしれません。