「一度会社に入ったらまずは3年続けなさい!」
古臭い言葉かもしれませんが、これやっぱり本当なんですよね。
まずは3年くらいは続けないと何にも始まらない。
特にシステムエンジニアとかの技術が重要視される世界だったら、3年どころか5年は続けないと意味がないんです。
そんな昭和の意見興味ないわ!という人もまずは話を聞いて下さい。
入社したら3年勤めないと意味がない
経験が一番大事
システムエンジニアの価値は、経験で決まると言っても過言ではありません。
なぜ経験が大事なのでしょうか?
対話形式で見て見ましょう。
AWSのRedshiftってどんなことが出来るんですか?
Amazon Redshiftは高速でシンプルかつ費用対効果の高いデータウェアハウスサービスです。
小規模から大規模なデータ、複雑なデータも分析可能でスケールアウトも簡単なんですよ。
なるほど~優秀ですね。
で、実際に利用したらどんなメリット・デメリットがありますか?
実際使ったことは無いから使ってみないとわかんないすね。
どうでしょうか?
これじゃ全然意味がないのがわかりますよね。
ベテランのシステムエンジニアに求めるモノは、知識ではなく実際の経験です。
机上の空論ではなく、実際に使ったらこんなことやこんなことがあったというリアルな体験談が欲しいワケです。
机上だけの知識であれば、ネットだとか本だとかの媒体を使えば、いくらでも積み上げることは可能です。
ですが、リアルな現場で積み重ねた経験だけは、いくらお金を出しても積み上げることは出来ないんです。
だからこそ、会社に入ったら3年どころか5年、いや10年勤めて経験を積み重ねるべきなんです。
それが将来あなたの価値を高める唯一の武器になるんです。
3年いなくてイイ会社
とはいえ、すべての会社に3年間勤めなさい!って訳ではありません。
もし自分が入ってしまった会社が、こんな会社なら3年どころか即日退職しちゃってもいいです。
- サービス残業だらけで家に帰れない
- いくら勤めても経験を積めない
- 給料の未払いがある
- 倒産寸前
- 社長が壊れてる
- 違法行為を強要する
- 有給休暇も取れない
- 給料が一切上がらない
- 会社に行くのがツラすぎる
- 上司がクソ過ぎる
こんなブラック企業の典型のような会社に入ってしまったのであれば、それは運がなかったと割り切りスッパリ見切ってしまいましょう。
給料は安いけど、とりあえずスキルは積める。
この会社に未来はないけど、10年後の自分には役立つ会社だ!と思うのであれば続けるべきです。
そして、自分の価値を最大限に高めて、頃合いを見計らって転職しちゃえばイイんです。
そのためには、まずは3年、出来れば5年、その流れで10年勤めてみるべきです。
その時、自然にあなたを取り巻く環境自体が変わっているはずですので。